「日本を取り戻す」

私が政治家人生を振り返ると、最も記憶に残っているフレーズです。第二次安倍政権が誕生するときの総選挙で、私もその一員として日本を取り戻すために国会議員になりました。

安倍総理の下では総務大臣政務官として、多くの経験と学びを得ることができました。地方議員上がりの私からすると、安倍総理の言動は「国会議員として国のために働くこととは何か」を気づかせていただきました。

安倍総理はとてもまぶしい存在で、いつも1人輝いていらっしゃいました。力強く戦われているその姿とは裏腹に、普段のお優しい姿や、ユーモアにあふれるお話は、世間との見え方のギャップを感じていました。その両方の姿を見て私は心から安倍総理を尊敬していました。

まさかの悲劇の事実をまだ私は消化できずにいます。安倍総理の悲願であった憲法改正を含め、政治家として日本の行く末を案じていらっしゃることでしょう。その無念さは計り知れないものと推察します。

私たちは、それぞれの立場で、安倍総理の思いと意志を受け継ぎ、日本の未来を作っていかなければならないと思う次第です。

多大なる安倍総理のご貢献に感謝をしつつ、心よりご冥福をお祈り申し上げます。

金子恵美