かつてブギーナイトにも遊びに来ていただきました

倉本美津留さんにお声がけいただき

はじめての大喜利えほん ぱんだ (単行本) https://amzn.asia/d/c7MuhzA

 

 


江頭誠展 

「どこでもいっしょ~安心毛布 BIG ミニ四駆~」

のオープニングパーティーに行ってきました。


https://www.fashionsnap.com/article/egashira-makoto/


↑の写真と記事だけだと

何事?と

びっくりしちゃうかもだけど 

 

この私の心の中の

ざわざわと

モヤモヤと

感動と

ノスタルジーと…

グルグルと渦巻く思いを

逃げずに書いてみたいと思います。

 

会場では、ご本人ともお会いできて

直接お話を聞けました。

 

大学の卒業制作に悩んでいる時

友人に自分の毛布の

「花柄がダサい」と言われた恥ずかしさから

 

「恥ずかしい」を「何か」に

転換できないかと思ったそうです。

 

もうね!そこで鷲掴み!

どんなポジティブ?

 

最初の作品は大阪城!??

(いきなりかよ)

冬の陣をあったかい毛布でという逆転の意味や

ギャグも含んでいたそうな

 

ぶっとんでんなああああ

ふとんだけに…

 

スイマセン

 

ご本人はいたって物静かないで立ちの

THE アーテストーーーーーというイメージとは遠い、好青年的な、38歳

 

これもスミマセン

 

写真では伝わらないかもだけれど、

作品は全て、毛布!ゆえにモフモフしていて

非常に「かわいい」

どれも作品が優しい。

 

見ているうちに、なんだか苦しくなってきた

なんだろう…

 

聞けば

これらの作品の根底には、

日本から消えてしまいそうな物を

救い上げたいという気持ちがあって

そんなモノ達を題材にしているとのことでした。

 

ひな人形

大きな田舎の家以外で

特に都会で飾っている人は

今どれくらいいるだろう

とか


カゴ、クワ



誰の作品かわからないような床の間のツボ



だるま



ストーブ



これなんかは、Francfrancとかにありそうだけど…(笑)

ちなみに我が家のストーブはこのタイプ(^^)

 

日本は、日本を誇ることが苦手だ

戦後そうするように、

されてしまったのか、

どうかはともかく

 

かつて

アニメだって、

世界が認めるまでは、 

どこか馬鹿にしていた時代がある

玄米食だって 

海外から完全食とかいわれて見直してみたり

ぬか漬けと乳酸菌飲料だったら、

今じゃ圧倒的になんとか飲料たちの勝ちだ!

 

そうだ

日本が、消えかけている…。

悲しいとか、むなしいとかすら感じないまま

 古いとか不便とかダサイとかで

ゆっくり姿を消しつつある

 

北欧家具や無垢で無機質な「おしゃれ」に

塗り替えられている。

(まあそれだけじゃないけど)

 

毛布アートを見ながら

その危機感に襲われて苦しくなった。

 

とっくにお空の

私の祖母のぬか漬けが食べたくなった。

しわしわだけど、ヌカでふっくらしていた

祖母の手を思い出した。

 

優しいと弱いは紙一重なところがある。

優しくて弱い人は、傷つくだけなのか?

強くて、NO!かYES!を押し通せる事が正義か?

 

日本の優しさ(毛布優しいのよ)

思いやりは

一見

ダサい… の中に

ぎゅうぎゅうに入っている気がする

 

私が勝手に感じたことは

私の中だけのことなので

アートをどう感じ、好きも嫌いも

全て自由

 

ただ!

この「ダサイ」からはじまった

花柄毛布への思いが…

失われかけている日本の過去が…

グインと「今」へ!

世界に向けて、花を咲かせ

最先端を彩るとは

 

GUCCIさん

さすが!お目が高い!!!!

 

小物たちはもちろんだけれど

これはさすがにTHEアートと

言わざる負えないや〜つと( ̄▽ ̄)



チーン(祈るのみの私)

 

ご興味があれば!↓

 https://x.com/makotoegashira/status/1757560650761744401?s=46&t=AyO6FkBN57KZKr3Fnw2V4Q