サブスク解禁!!!


昨年末 

亡き 岡崎律子さんの楽曲が

「今の時代のカタチ」で世に放たれました。


いないのに


まるで、

そこにいるみたいに



改めて


声の力は大きい

言葉の力は大きい


それは

万葉集の中にあふれる、恋や嫉妬やどうしようもない気持ちが

ずっとずっと変わらないのと同じように


まるで「今」の時代に投げかけるみたいに…。



本当はみんなわかっている。


便利になって、人を待てなくなった。

待つ必要がなくなった。


便利になって、「すぐ」じゃないと目移りしてしまうから

情報が何としても目に留まるように溢れかえった。


でも

どこかでも言ったけれど

人の心拍数は変わらない。


良い悪いではなくて

時代は止められなくて

流れも止められなくて…


「来るかどうかもわからない人を2時間待つなんてありえない」

「その時間無駄じゃない?」


言われてみればその通り


だけれど

待つってことは、その人を思う時間ってことだった。


そして、待つってことは

待ってももらえた


自分が立てない時

ちょっと遅れた時


「早くして」


じゃなくて


「どうしたの?」

「どうかした?」って言える,言い合える。


単なる、甘えではなく

思いやり


凄く、凄く、微妙だけれど

 

岡崎さんを好きな人は


その微妙を繊細に感じ取る人が多いように思う。


人は合理性だけを大切にしていると

その合理性によって

空間から無意識に傷つけられてしまうことがある。


そう、空間そのものが、流れに乗らないものへ

無意識になっていく。


心を受け止める事、

小さな痛みに共感すること


いいね♡みたいに数では見えないけど

それを沢山感じることができる歌。


きっと聞いたことのない貴方にも

やわらかい涙

勝ち負けじゃない涙



とか


自然な微笑み


とか


24時間は変えられないけれど

1日の流れが少しだけゆっくりになる気持ち


彼女の歌声から

沢山浴びてください。


日光浴のような


岡崎浴


即戦力が求められる時代だからこそ

育つ力を自分自身で持たなくてはいけない時代だからこそ。


自律神経に効く歌だと思います。