東京都 ボロクハーズさんより

林原さん、こんにちわ。

僕は、子供の頃に人間関係で良くない事が色々ありました。別に根に持ったりしていません。子供の時以外は、人間関係で悩むことはほぼ無かったからです。でも、今の職場が無くなるので、新しい人間関係や環境になると思うと、無意識に「子供の頃のように嫌な思いをしないか」と恐怖心を強く持って、何もせずに時間が流れていきます。
そこで相談ですが、林原さんのように、「決断力と行動力」を持つにはどうすればいいでしょうか?


お言葉を返すようですが

このメールだけで判断するのもなんですが
ボロクハーズさんは
しっかり根に持ってらっしゃると思いますよ。

本当に持っていなかったら
「持っていません」って言わないんだよね
だって、忘れちゃってるから。
言葉として出てくることもない。

そして
それは悪いことではないよ。
「根に持つ」と日本語で、国語的に理解しようとすると
それは恨んでる…みたいなあ、とても負なイメージだけれど

土深く根を張る部分にそれがあるから
「根に持つ」から
他人に慎重になれたり、
距離を考えたり
思いやったり
も出来るわけで

それの「おかげ」できっと
その後
良いことも実は沢山あったんだと思う。

ただ
その根の強さが、幹の伸び具合を邪魔するほど強くなると
恐怖になったり、
足かせのようになるのかもしれないよね。

根に持っていいし
それは悪いことじゃないし
根にあるからこその自分で良いと思う。

私だって
小学校の時いじめられた事、日ごろ忘れてるけど
全部忘れてるわけじゃないし
だからこそ、

「Fifty」で
友達100人もいらない
本当は片手程で充分

なんて歌詞かけるわけだからね

このメールには
恐怖心を持つこと
決断すること
行動すること

と3つのテーマがあって
それぞれ、つながっているようで
使うエネルギーは
全く違うんだな…。

決断と行動はその後で

まずは
その恐怖心に対して
「根に持っていません」ってごまかさないで
「根にあるから」だってことを自覚して
でも
それがあるから今があるって、ちゃんと許して感謝して

根が腐らないような目線を手に入れる所からだと思うな。

どうすればその目線が手に入るかは
まず認めるところからで
そっから先は
ボロクハーズさんが自分で探さないと、と思う…。
認めるって簡単そうで難しいよ
それが本当の意味で
出来さえすれば次が見えてくると思う。

で!!そうしたら
無意識にそうなることはなくなるよ。
だって、意識するからさ。
もう、無意識じゃないじゃん( ̄ー ̄)ニヤリッ


自分で無かったことにしようとしたり
きれいごとにしようとすると
深層心理から、違くね?って
メッセージが来る。
それが恐怖になったり、
根拠のない不安になったりすることあると思う。
(本当は根拠あるんだけど自分で認めないとそうなる)

ちなみに
こういう「思考」ってね
20年?前に
ファーストTVのエヴァでね
「綾波レイは感情が無いわけではなくて知らない」

って庵野監督に言われて
意味が解らなくて
じゃあ「感情って何?」
「知らないってどういうこと?」を

掘って
掘って
掘って
掘って
掘りまくって得た思考です。
(もちろん持論だけでなく、様々な書籍のお力なども借りましたよ)

掘った先
凄く暗い場所
でも実は裏側は光につながっている場所
無意識と意識の間


なんか難しい話になっっちゃったけど
まずは、
簡単に、かっこよく
「根に持ってない」って言わないで
「根に持ってるかも」ですが何か?
から初めて見て欲しいのであった。


※例によって個人的見解ですからね。あしからず

ちなみに

禁煙者の
タバコやめて〇カ月かな…って言っているうちは
本当の意味で、まだ禁煙できていないらしい。
本当に止められた人は、いつ止めたか
止めてどれくらいか、を忘れるそうですよ。