もうお話して良いと思います

キスマイのニューアルバム
本日発売 『FREE HUGS!』

のなかで、
宮田俊哉君の曲「ぼくだけのプリンセス」の作詞を担当しました

ご本人とは直接お会いしていませんが

事務所にレコード会社の担当の方から直接メールが入り

その後の全ては、メールでのやりとり。

宮田さんが「アニメ好き」というのは漏れ聞こえていましたが
(キンスパも見に来ていたとか…)

とはいえ
まさかご依頼まで…とちょっとくすぐったい気持ちでした。

正直
「スレイヤーズ」のような
とか
「エヴァンゲリオン」のような…というご依頼だとしたら
 
お受けしかねるところでしたが
(後で意図は説明しますが)

私のアルバム「イラーバティ」の中に入っている
30歳の時に書いた「Thirty」に感銘を受けたとのことからの
ご依頼だったので

いけるかな…?と思った次第です。

というのも
私は「のような」という演出やご依頼には本当に困ってしまって

レイちゃんの「ような」子なんて存在しない。
無機質の代名詞のように使われると本当に悲しい。
その裏には本当にいろんな表に出ない感情がある。

リナ「のような」子なんていやしない
あそこまで傍若無人と正義と愛とがからみあい
それでも嫌な奴になりさがらないあのさっぱり感

そこにいたるアレコレアレレコアレコレはすっとばして
「のような感じ」と言われると、本当に困る

そして、作品の詞はソノ作品の為だから
誰かに宛てたり、変換したりするのはそもそも無理がある。


例えば
クラスにめっちゃかわいい子がいたとして
あの子「のよう」に笑ってみなよ

とか困るでしょ?
それはあの子だからの笑顔であって、
私にそれは無理だわ!とか


めちゃサッカーが上手い子がいて
あの子「みたいに」思い切り蹴ってごらんよ
まあ、言わんとすることはわかるけど
なんで彼が思い切りけれるか!って話で
積み重ねた練習とか自信とかの問題で…
それ今、「のように」「みたいに」は自分には、無理…。
って感じかな。

でも今回の
ご依頼は、そうじゃないらしいぞ!
彼の「思い」を、
「私なりに」具現化すれば良いらしい。
良かった良かった。
ということで、詳しいご依頼内容を待ちました。

結果、ご本人の中に短いけれど
とても明確なビジョンがあって
それを救いあげれば、物語は広がるし
その物語を物語のままにしないで
出来るだけ、宮田君のファンの人が
きゅんとしながら現実も見れるように…という
願いを込めて作詞しました。

コメントについては
公式のHPにのっています。
見てみてね。

発売おめでとうございます。

ジャニーズという世界は、これまたジュニアから始まって
沢山の沢山の人の中から選ばれて
メンバーになって…
楽しいけれど、本当に苦労も多いことでしょうね。
そんなキスマイを支える
ファンの方に喜んでいただける歌になったら
嬉しいです。