オカリナ奏者の宗次郎さん

この音色に魅了されたのは
20代の頃です。

仕事に忙殺されかけていた頃
心がささくれかけていた

忙しいとは
まさに心を亡くすと書く漢字

今は無き北海道の友人が教えてくれました

ぽっかり空いたお休みに
空港から「今から行ってもいい?」
と連絡して弾丸北海道

暖炉の火を見ながら
聞いた優しい優しい土の笛の音色

何に泣いているのかわからないくらい
勝手にポロポロ泣きました

乾いていた心が満たされて行きました

言葉はないけれど
包まれて、導かれていくような気持ち。

忙しいと言うことが
幸せなわけじゃない
(こと芸能の世界では、そーゆー人もいるけど、私はそっちのタイプじゃないんだな… と。そう見えがちだけど、違うぞと。自覚したのでした)

一つ一つ
地味でも
大切に出来る事が幸せ

その後
アニメ雑誌のニュータイプで対談を
させて頂き

またその後
アルバムにコメントも寄せさせて頂き

この度6年ぶりのアルバムを
頂きました。

SNS世代の子って
実は便利に「追われている」子も沢山いて
既読や返信や
暇つぶしにはじめたゲームに
半分無意識に課金してしまって
欲求をコントロールすることすら
気がつかないまま心を持っていかれたり…

まったりと 
じんわりとした幸せ。

心を亡くすと得られなくなる。

世の中が便利に早くなっても
人間「そのもの」は変わらない

さあ
自分の心拍数を取り戻そう

優しいです とても

_var_mobile_Media_DCIM_100APPLE_IMG_0594.JPG