「からくりサーカス」

なぜ私が「しろがね」だったのか…。
(もっと、ピチピチ!?なかたのほうが
良いのでは?
と、正直、最初は私自身も思いましたよ)

とはいえ、
物語も進み、もう言葉にしても良いかな…と

しろがねは5年に1歳しか年をとりません。
見た目が16歳くらいですが、すでに90年を生きている。

という設定のもと…
私へのご依頼だったのです(・◇・)ゞ
流石に90年は生きてないけど💦

そして複雑に、
様々な時代を行き来し、
その時代、その時代を生きるキーになる女性
全てを担う。

というお役目。


全ての元凶?といっても良い
「フランシーヌ」という心優しい女性の半生

彼女の死後
フランシーヌを愛するあまり、ある男に造られた、意志を持った人形「フランシーヌ人形」

さらに
「フランシーヌ人形」が永久の時間に疲れて、
自ら作り出した「偽フランシーヌ人形」
(この辺が、もうカオス)

そして、時を経て
フランシーヌを叔母に持ち、これまたこの物語の中枢を担う
「アンジェリーナ」という女性。
疲れたフランシーヌ人形は、このアンジェリーナに自分の解体を願います
(この辺も、もうかなりなカオス)

そして、アンジェリーナは、母となり、子を産み
その子が、しろがね(エレオノール)という
その子が成長して、はい!1話に戻ります。

という
長き、長き、血の旅があるのです。

先日
このアンジェリーナが、エレオノールを産み落とす
出産のシーンがオンエアされました。

自分の娘が、この血塗られた戦いに巻き込まれることは知らずに(まあちょっとはわかってるけど)
ただただ、無事生まれたことを喜ぶ、母アンジェリーナ。

この「母」の部分を、自分の中から呼び出すのは
経験しているから出来る とか
経験していないから出来ない とか

そんな言葉で、言いのけるような、
無責任なおごりではなく

全てにおいて、「守る」という意思の原型は、
「母」なのだな…。
と脳内からアドレナリンのような
強いけれど、やわらかいものがドクドクふわーーーっと溢れて
強烈な、不思議な気持ちに満たされました。

自分の母もおばあちゃんも、
その前も、その前も、その前も、その前も、その前も…が
あるから、自分は今、産んでいる…。
アンジェリーナを通じて、私自身が命の歴史を
改めて教えられてしまう。
もちろんそれは自分の時も感じたけれど
時が立つと、その思いってすっかり、薄れてしまうんですよ。ヽ( ̄▽ ̄)ノ

キャラから教わる事は本当にきりがない。

世の中の、悲しい虐待の現実は、
何が、どこで曲がったのでしょう。

母は強し
人間が人間を産む。
凄いことです。

言葉にすると当たり前すぎて
陳腐だけど…。

この作品を通じて、
痛い思い、悲しい思いも沢山するけど
こんな喜びまで、改めて
体験させてもらって…。

後半に向けて、まだまだみんな頑張っています。
引き続きよろしくお願いします。

そういえば
エヴァも母…が
守ってるね(溶けてるけど)v( ̄∇ ̄)v

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