アルバム新録4曲+1曲のトラックダウンが終わりました。


もう一人の私

パイの弱さ優しさの中にある真の強さから

私がもらった強さはとてもたくさんあります。

「北風と太陽」の太陽のような強さ。

強引ではない、でも「行くため」の力


Fifty

まさか、Thirtyを歌った時に、

Fiftyまで歌う日が来るとは思わなかった。

なんだか楽しすぎて、笑ってしまった。


リグレット

岡崎さんの歌の中にある、恋愛ソング。

私はどちらかというと、岡崎さんの恋系の歌って歌ってないけど

あらためて、岡崎律子さんの恋愛哲学?に結果、励まされてます。


Mint

こちらも、まさかのまさかのまさかの奇跡。

天からカセットテープが降ってきた?かのような

ファーストライブ終了後に

アレンジャーの蓮沼さん(かっちゃんのピアノの師匠)

を通してかっちゃんから手渡されたカセットに、

もう一度命を吹き込ませてもらいました。

いいのかしら…、いいのかしら…、本当にいいのかしら…

という気持ち。その気持ちも大切に、心を込めました。


恐山ル・ヴォワール

一部を生楽器にしました。

なぜ、そうしたのか、どういう想いがあるのか…

それは、後々お話したいと思います。

全部が全部説明してしまうと、

聞く人の自由な思いを操作してしまいそうだから。

でも、出来上がりを聞いて、内なる涙がまた出てしまいました。

作曲・編曲のかぴたろう君にも初めて会いました。

きっと、とてもとても、緊張していたと思います。そんな中で

やるべき事にしっかり集中し、真摯に思いをちゃんと言葉にしてくれました。

細くて、目に力があって、ステキな少年と青年と男の間を行き来する人でした。

ありがたい。


そんな中

レコーデイングディレクションすべてに

長年の相棒「たかはしごう氏」が関わってくれました。

彼の注文は、時に猛獣に与える強力な「またたび」のようであり

時に、「火の輪くぐれるよね?知ってる!くぐれるよねえ?」と

挑発的であり、まあ、うまいこと、うまいこと、曲(演奏)とボーカルを

つないでくれました。日ごろ、こっちが恐縮するくらい腰が低いんだけど

Dになると人が変わる(笑)でも、私の中の私がその中に揺らがない正しさを

しっかり、感じ取る。歌い方を180度変えることもあった。

(椎名林檎ちゃんの時もそうだった)

レコーディングが終わると、また丁寧な人になる。

「僕も、僕じゃなくなる感じです」とか言う…。うける。


そしてエンジニアの近藤さんは、その曲(楽器たちの主張も含め)

とボーカルのバランスを

本当に美しく、美しく仕上げてくれます。

美しい…って、押しつけではない、信念みたいなものです。


伝えたいこと、届けたいこと、たくさんたくさんあります。

でも、それぞれの曲にその全部が入っています。


言葉にすることの大切さと

あえて言葉にしない大切さの間で、

最後の仕上げ作業をしています。


ジャケットとか含めて…


どうかどうか

楽しみにしていてね。


土曜日アップすっかり忘れてました

ごめんごめん。