携帯が壊れた

突然画面に横線が大量に発生して
液晶画面が反応しなくなってしまった。

超突然。
いやあ、偉い目にあった。
アドレスとラインはなんとか普及
写真はほぼパー!?
まあ、いずれ専門機関でなんとかしよう。
(なるといいな)
日頃使わないパスワードに追われたり、
アプリ再ダウンロードしたり
ほんとに偉いこっちゃ!

まあ、私の事はさておき、
携帯ショップでの出来事。

私の担当の人は大変丁寧に
いちいち困っているところに立ち返って
一緒に手続きを進めてくれた。
彼にとっては、毎日の業務でも、
私にとっては一大事!というところに
しっかりと、心を使ってくれた。

しかし、どうやら、そうではない人(店員さん)もいたようで

入り口近くで、
「あんた、何しゃべってんのか、さっぱりわかんないのよ。べらべら早口で、いろいろ言われても、
私はバカだから、わかんないわ!バカにして!!」
と、切れまくっている初老の女性がいました。

バカだから、わかんないわ!バカにして!!

は名言だな。とか思いつつ、
明日は我身と、肝が冷えた。

携帯は
ありがたいのか
得なのか、損なのか
プランもコロコロ変わる。
また、変わる度、新プランをすすめられる。
1番良い!とされる物の良さは、
正直、良く解らない。

私は
少し 前まで
Wi-Fiも
bluetoothも

自宅のルーターの
「ルーター」って言葉も

テザリング機能が今なら無料の
テザリングも

容量のギガバイトも

データーローミングも

なんのこっちゃだった。
今だって、正直、知らない事だらけ。
ちゃんと把握しきれていない。

ましてや60歳を越えようという人は
なにより
自分自身の生活面のアップデートすら、ままならないのに、
機械類の躍進的なアップデートに
心も、対応も着いていけない人が多いのは間違いない。
なんなら、自宅のエアコンやテレビが新しくなってリモコンが変わっただけでも
パニクるくらいだろうし。

ラクラクフォンだからいいんじゃない。
ラクラクの裏に潜んでいる、システムに、言語に、やられてしまうのだ。

日々進化、新機種導入、新発売に飛びつく若者たち、長打の列
なんて、ニュースの裏には

電話が出来さえすればいい。
ちょっと写真が撮れれば充分。
アドレスには、数人のお友達と孫やら娘。

OK Googleも
HEY Siriも必要ない世代の方々。
は、実は沢山いらっしゃいます。
高齢化社会の現実は
実は、時々マスコミで取り上げるくらいだけれど
本当は街角に溢れている。

若者たちよ
いつの日か自分たちも歳をとる。
(今はイメージできなくても)
最先端を使いこなせる事よりも
最先端を必要とせず、たくましく生きていた世代の人達に、
今一度、敬意を払おうではないか。

初老のマダム…
ショップで切れてしまうのは正直どうかと思うけれど
頭パニック、パンク、おかまいなしに、
相手の反応も見ずに流れ続ける、マニュアルな意味不明な言葉の嵐と対応に
心がやられたに違いないと思うんよ。

おばあちゃん子だったもんで…
悲しいじーちゃんや、ばーちゃんを見ると
こっちが悲しくなっちまう。


ちなみに
機種編したら留守番電話サービスが使えなくなって
後程、「使えなくなる可能性があります」ってメールが来て
そこからリンクに飛んで、いろいろ手続き自分でするのに
IDやら仮パスワード発行やら、行ったり来たりしながら
1時間以上かかった
どうか…優しくして頂きたい。