音響監督の三間さん。


レギュラーでの出会いは

宇宙戦艦ヤマモトヨーコだったかな…。



音鬼のH話のアシスタントを担当して
結構たちましたけど

毎回、目ウロコな話が飛び出します。


放送はゲストのお話を聞くので

あえて、
ここでは番組内ではあまり話していない
事にふれてみようかなっと。


音響監督

作品の音に関する全てを脳内で

ミックスする人、してる人。


声も

音鬼は、
ちろん演技指導だって半端ない


音楽も

このメロディーは主人公の何にシンクロするか

または、このシーン全体が物語っていること

足し算するか(盛り上げるか)

引き算するか(感じさせるか)

などなどなどなどなど


効果音も


効果音の話になると

音工(おんこう)さんといって、音を加工する

プロがいて、詳しくは長~くなるから割愛するけど


例えば

ドアの音一つ


子どもを起こさないように、寝室のドアをそーっと開けるのか

不機嫌にバタンっ!とわざと大きな音をたてるのか

平常心で、「ただいまあ~」とドアを開けるのか


当たり前だけど


役者さんが現場でドア開けて撮影している訳じゃないから


基本

アニメの世界って最初は


無音!
なんだよ。

風も吹いてなきゃ
踏切も鳴っていない。
主人公が走る靴音だって、
そもそも存在しない。

映像は
無音!なのよ!

あらためて、その世界を

リアルにするために

生活感から

宇宙感から

都会感などなど

ゼロからの音付けって考えると


気が遠くなるよね。


世の中にはどんな音が今存在しているか…


なんて、日ごろ意識しないでしょ?


当たり前だから。



でも、

さあ!今から、学校の教室を音で表現して!


って言われたら。

まず何を思い浮かべる?


キンコンカンコーンやら

生徒の笑い声

くらいは、誰でも思い浮かぶかな…。


さらには

体育館から漏れ聞こえる練習の声?

理科の実験の音?


今は朝?

昼休み?

放課後?


とりまく音は、

場所、時間、心情、

さまざまな条件で

変わってくる。



すんげーんだよ。

音鬼って。


私のライブDVD内のドラマ部分も

実は三間さんにお願いしました。


脚本書いたの私だけど

音付けに対して、音鬼からの質問あれこれ

びびった、びびった。


その話は、また今度ね。