NHKにほど近い


大きな公園の中を歩きました。


何度か、足を運んだことがあるけれど


これといった目的もなく歩いたことは

あまりなく…。


目的が無ければ無いほどに


特に欲していない情報が

ゆるやかに目に入り込んできます。


悲しい例は

いろいろ禁止になっていること

楽器や、スケボーや、


おそらく、マナー違反を取り締まるには

「禁止」という方法をとらざるを得なかったのでしょう。


幸せだったのは


とにかく色んな人がいたこと。


まるでiPhoneのCMのように

耳にイヤホンをして

1人ダンスをしながら、楽譜らしきものに

何か書き込んでいるスレンダー女子。


いやあん、美しい

振付を考えているのか、覚えているのか

見とれてしまうけど、

じっと見たら変だから、

なにげに通り過ぎる。



半端なく絵の旨いご老人。

あからさまに

風景を書いているのだけれど


なぜ?ってくらい

目の前の風景と違う。

写生のようで写生ではない。

うほほーーい芸術家がおる!


楽器はダメだけど、

段ボールはいいのかな?

ってことで

手作りの太鼓的な

段ボールとステッキで、

とにかくリズム練習しているバリバリ部活チーム。
練習用に作成したものらしい。

部長らしき男子が

「もう1回」「ほらそこだよそこ」

と覇気を飛ばし、空気をまとめている。

いわゆるイケメンではないけれど

どっからどう見てもイケメンに見える。

空間に対して真剣な表情は、
人を魅了するものだ。



初々な高校生カップル

ピクニック親子

バカップル


同じ時間に同じ公園に来ている

赤の他人達


それでいて一様に感じる空気はなんだろう。

ここが公園であるという事。

無料な場所であるという事。


きっと、

何かをするのに、
お金が介在してない感じと

一目を気にしていない…
というより
一目を気遣っている感じ
(じゃまにならないようにや、
うるさすぎないようになど)



なんだかステキに写ったのかもしれない。

(言い方変だけど)


そしてなによりびっくりしたのは


森っぽいところの奥に足を進めたら

携帯が圏外になった!


マジか?

都会のど真ん中で

圏外?


などなど、いろいろ

拾いもののある「散歩」でした。

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ああ

ここの土になりたい。

緑が沢山あると、すぐに
埋もれたくなる。

しないし
出来ないの
知っているけど(>_<)