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めぞん一刻

 

私の、ガチデビュー!
 
あの頃は
まだ看護学生でしたね〜。
病院実習が終わって、駆け込んで
18時30分から
神谷町(東京タワーの近くの駅)の
  今はなき、ニュージャパンスタジオ
 
地下なんだけど、
上がお寺で、時々、木魚らしき音が
遠くで聞こえたりしてました(°▽°)
 
ベテランの中に入り込んだ、ど新人
響子さんの島本須美さんを見て
うわあ!ナウシカの人だ!美人だなあ!
本当に響子さんみたいだ、と感動。
 
五代君の二又一成さんは
五代さんには、ちっとも似てなくて💦
事務所の大先輩だから、色々怖かった。
何だお前?どこの馬の骨だ?状態。
でも、最終的には本当は、凄く優しい
 
四谷さん役の千葉繁さんは、
養成所の先生でもあり、
隣においで、と、
細かい事を沢山教えてくれました。
犬の惣一郎さんも千葉さん。
 
一の瀬さんの青木和代さんは
私が毎回皆さんに入れるお茶を
(当時は新人が皆さん1人1人にお茶を入れていた)
『美味しいねえー、やっぱり若い子に入れてもらうのはいいもんだよねえー』と、
スタジオにある安い茶葉のお茶を褒めてくれました。
 
 
賢太郎の坂本千夏さんは、
いつもスタジオに色んな話題を振りまいていて、
誰とでも、堺なく仲が良くて、
舞台の話、買い物の話、昨日の食事の話、などなど!
当時、スタジオに友達と呼べる人が1人もいない私は、
『いつか、こんなふうに、スタジオで仲良く話せる友達ができたらいいなあ』
と勝手に憧れていました
(ソコか?)(>人<;)
 
朱美さんの三田ゆう子さんは
「私あんまりこういう役やったことないのよ、大丈夫かしら?」
としきりに言っていたように記憶しているけれど、
1話の第一声からもう朱美さんにしか聞こえなくて、
ご本人の人となりを知らなった私は、
朱美さんのような人なのかと思ってしまったくらい。
 
そんな中で
幼稚園児B
少女A
おばさん1
ウエイトレス
妊婦さん他他他
名前のある役をもらえた時はとても嬉しかったなあ。
スタジオは
本当に一刻館みたいで
本当に暖かくて、
本当に面白くて
でも、さっきまで
あんなに笑っていたのに
本番は水を打ったように静かで
「プロ」の現場に足を踏み入れている自分が
半分学生で、申し訳ない気持ちと
でも、迷惑をかけないように、
ただただ、必死で、そして楽しくて、
その気持ちが、ずーーーっと続いて今につながっています。
 
つか…イラストの四谷さん超うまい!
動き出しそう。