ぼちぼち日傘が必要な時期

 

去年から使っている日傘の中骨が折れてしまい

修理しようと思い立ち、

 

自宅の不調な傘達を集めて

 

いざ修理!!!?

 

あれあれ?

鍵やら、

靴やらの修理は結構街中にあるけれど

 

傘の修理が…なかなか、見つからない。

 

何件かの傘屋さんを訪ねたけれど、

 

その店で扱っている傘しか、

修理は請け負っていないとか。


結果

ネットで見つけた、

街の小さな修理コーナー。

狭いスペースにおじさんが一人


『ああ、今は傘、修理して使う人なんて

ほとんどいないからね、

うちみたいな所は今時珍しいよ』

と、見るからに、年季の入ったおじさん。

持ち込んだ傘3本をバッサバッサ広げ、

『あー、これは…

      無理!

(゜д゜;)早っ

こっちは…


     無理!』


あれあれあれ??

おっさん!修理屋でしょ!(°_°)

職人でしょ!3秒もせず、無理かよ

最後の1本

『あー、これは

    治るよ、15分』

え?

これは?治るの?

え?

前の2本と何が違うの?

と、

おじさん、私の心を読んだかのように


『あのね、前の2本は、傘の柄が中国製なの。

わかる?傘の中、骨組みね。

中国製は基本的に

交換して使うという思想で作ってないから、

ネジやら、留め具やらの、交換部品が

そもそも存在しないの。ほら見てごらん

折れたこの部品、留め具ないでしょ。

中国製は、ポッキリは、ポッキリな訳。

まあ、だから安いんだけどね。

で、最後の1本、これは日本製だ、

良い骨だよ。ココを付け替えれば治るよ。』

話しながらも、もう手は修理に向かっている。

紙の箱から

何やらゴソゴソ取り出して

人差し指で吟味。

工具っぽいもの1本で、

キュッキュ

クイクイ…と手慣れた手つき。

おじさん、あなたを

速攻、なんちゃって職人か?

と、疑ってごめんなさい。

そして

『ブランドの傘だって、今はほとんど

骨は中国だよ、何万も出して買っても

修理なんて出来ないから気をつけな!

ブランドは外の生地だけだよ、

生地をはいだ、本来の傘の部分は

ブランドと、関係ないから。

高級ブランド傘を風の強い日にさしたら

アウトだよ、はい、出来た』

バサバサ!

バフバフ!

良い調子。

(°Д°;≡°Д°;)早っ!


おいくらですか?

『んー、250円でいいや』

え?

でいいや?なの?


傘の修理

中国製の安さのカラクリ

ブランドの現実(全てじゃないにしても)

『でいいや』のアバウトさ。にキュン

勉強代込みで安すぎるよ、おじさん。


日本製の傘

大事に使うね。


ちなみに一番の目的の日傘は中国製

サヨナラする結果となりました。





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