金野仁泰さんより



先週10歳の時に両親が離婚してから29年目に親父に旬の甘エビを贈り

お礼の電話がきて、29年振りに話を、しました。

親父は父親として何も出来なくてごめんなーと、言っていましたが、

オイラはそれは何も気にしていないし、

親父が別れた理由が今ならよくわかるわー。

なんて、少しの予定が1時間ぐらい話をしてしまいました。

ゴールデンウイークに親父が苫前に来るので、

念願の親父と一緒に酒を飲んで

29年という失われた時間を埋めたいと覆います。

今からとーっても楽しみです。

会った時の話は、また後日報告しまーす。




現実は、小説よりも奇なり…。


こんな、ドラマのような話が、本当にあるんだね…。


でも、あなたが、そう感じられるようになるには、恐らく、


かなりの「時間」というものが必要だったと思います。


幼少の頃、


運動会やら、発表会やら、ことあるごとに「両親」の姿が必要な時期もあったと思う。


「おまえんちの親父は?」の質問に、いちいち、説明するのも、答えるのすらめんどくさかったり。


わかっている友達はともかく、話して気まずくなるのもなあ…とか、きっと「いちいち」…。



でも、


私も、近しい友人含めて、「離婚」してしまった人も沢山見ているけど、


一概に、「離婚」が悪い事と、ちっとも思えないカップルもいっぱいいるのよね。


離婚したほうが、かえって、仲良かったり…。不思議なもんだね(推奨はしてまへんで)


もちろん、そこまで?って憎み合っちゃうパターンもあるんだろうけど…。


きっと、本当の意味で「二人にしかわからない」事がいっぱいあったんだと思う。



「かなり前から二人は怪しかった…。」「 お互いすれ違っていたんでしょうね…」


などなどなどなど…、ワイドショーネタはくそくらえ!


まあ、TVの場合、コメンテータさんも仕事だから、いろいろ言うけれど…。


本当の、本当の理由なんて、二人にしかわからないし、もしかしたら、二人にもわからないかもしれない。




でね…、


結果、楽天的な私は、慰めでも、なんでもなく、


私が勝手に、でも「リアル」に思う事が1つ。



お二人は、「あなた」を、この世に産み落とさなければ、いけなかったんだろうなって。


出来ちゃったから…とか、そういう、物理的な理由ではなくて、


もっと、こう…  命の連鎖…的な、大~きな意味で。


どうか、息子と父を越えた関係が築けますように…。


「俺もいい大人だし」と、良い子ぶらず、ぶつけたい気持ちは、ぶつけて良いと思う。


それを待っているかもしれないし…。


いろいろ、越えて、経験して、培える関係は、実はとても珍しく、貴重だと思う。