朝ドラ「ブギウギ」。


いよいよ不穏な影が、ヒタヒタと近づいてきました。


おまけに今日は、弟六郎くんの戦死通知まで。


ダメ父がさらにダメになっていく予感。


スズ子も歌えなくなってしまう予感しかない。


ますます、目が釘付けになりそうです。



しかし、


いつも凄いなと思っているのは、


昭和初期、戦前の日本のエンタメです。


戦争前には、ジャズもブルースも、スィングも


ブギも歌劇団も、ラインダンスやタップダンスまで


あったんだってこと。


観客は、そのショーを楽しむほどの


知識があったって事。


もちろんテレビもなかった時代。


観客自ら出向かなければ、娯楽がなかった時代なのはわかるが、


楽団の生演奏で歌い踊るって事を


昭和初期には、高レベルでやってたって、


凄くないですか?


ここでも日本人特有の、


海外文化を取り入れて、それを消化してさらに


独自の文化に仕上げていくっていう風習、


日本人の受け入れ力、変換力、向上力。


いつも誇りに思ってしまう。


日本にはもともと、歌舞伎など、芸能文化があってこその、


海外文化の受け入れなのだけれど。


その急速な受け入れ力は凄いと思う。


これも、きっと江戸文化があってこその


庶民パワーなんだろう。


はてさて、この後、日本は、戦争によって


全てを失ってしまうけれど、


エンターテイメントが、どう復活していくのかを


見届けていきたい。