ピアノのメンテ | 月輝の “きまぐれ” つれづれぐさ☆歌ってHappy♬

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毎日が音楽日和
ママミュージシャン兼ピアノ調律師をしています。
育児、仕事、レッスンや、ならって6年目のアコーディオンなど。毎日が音楽。

みなさん 仲良くしてくださいヾ(o´∀`o)ノ♪

 

皆様

こんにちは。

 

 

今日のブログは

ピアノについて。

 

 

ここ最近

 

雨が続いたり

 

気温が高くなったりで

 

ピアノの不調が多いようです。

 

 

 

 

先日

調律にお伺いした

お店のピアノ。

 

 

約50年前のピアノです。

 

修理等々を重ねて

最近調子が落ち着いていたのですが、

雨の日が続いて

空気がべた付くのがわかるほどの湿度。

 

かなり不具合が出ていました。

 

 

打弦したまま

ハンマーが戻ってこない

 

鍵盤が戻ってこない

 

etc

 

 

 

加湿のための

一時的な不具合なので

潤滑剤を塗布することで

対応。

 

 

 

 

なかなか

ピアノのために

空調の整った環境を作ることは

 

昨今の事情で

難しくなりつつまりますが、

 

できるたけ

良い環境で使って頂きたいと思います。

 

 

 

 

 
ピアノの不調の原因は
湿度に関することが多いです。
 
過湿・過乾燥、そして急激な温度変化による結露にご注意ください。
 
温度は15~25℃、
湿度は冬季:35~65%、夏季:40~70%を目安に、
できれば
冷暖房装置および除湿機・加湿器などにより、調整ください。
湿気が多すぎたり、逆に乾燥しすぎはピアノの大敵です。
 
 
 
 
 
さて
 
 
 
 
 

 

最近の修理。
 
ハンマーレールのフェルトを張り替えました。
 

 
 

 
 
 
 
(ハンマーレール
写真のアクションの上の方にある、金色の部分です。)
 
 
ハンマーレールフェルトを張り替えた
こちらのピアノ
実は
ネズミが巣を作っていて、
かなりアチコチ
食べられてしまっていました。
 
フェルトや木
かじるんですよ。
 
 
 
欠損した部品を
修理しながら

 
アクションの動きを整える
整調作業。
 
 

鍵盤の小口の貼り替え。
 
 
 
まだまだ
作業が続きます。
 
一台のピアノを
弾けるまでの状態に戻すのは
根気のいる作業になります。
 
 
 
 
前回のピアノ調律から
随分年数が経ってしまっていると、
稀ではありますが、
ネズミがいた
ゴキブリがいた
クモが巣を作っていた
 
・・・・・
そんなことも。
 
 
開けてびっくり。
 
 
 
高価なピアノ。
思い出のあるピアノ。
 
 
丁寧に扱ってあげると
長持ちします。
 
もう使えないかなと思っても
手を入れてあげると
復活できることも多々です。
 
 
どうぞ
大切にしてあげてください。