実は
12月2日金曜日に、女芸人たちで喜劇「大奥~上方の乱」を開催することになり
只今、ザックリと台本を書いているところで
ネタを書くときは、本番演じる時よりも脳ミソのテンションを上げねばならないので
妄想力を湧かす為に刺激を受けなければ!と思い、ならばと
映画「後妻業の女」を観に行きました。

独身の男老人を見つけては迫り、妻となり、そして夫を殺して遺産を手に入れるという悪業を何度も繰り返し、果て捕まった68才女の事件、みなさん覚えてます?

その女を大竹しのぶさんが演じるとあって話題となってる映画。
映画館には70代80代のお客様ばかりで、まずビックリ!!
お年寄りが殺されるストーリーなのに 客席は高齢者ばかりなんてさ。

でも内容は高齢者向きではなく、激しい展開が続く。
豊川悦司演じる柏木と大竹しのぶ演じる小夜子。この二人、お金だけで結託した極悪コンビで、この熱演ぶりがさすがトヨエツさま!大竹さま!
トヨエツのこの上ない胡散臭いオッサンぶりと
大竹しのぶの図々しく醜いオバチャンぶりに圧巻。

二人共、死んでも罪悪感が全くないエゲツナイ極悪人。にもかかわらず
最後は憎めなく思えて、逆にたくましいとさえ感じてしまった。
そのあたりがこの映画の魅力的なところ。
凄く面白い映画でした。

おかげでテンション上がり、台本はテキパキすすむ。セリフがサクサク生まれちゃった。
明日もこの気分でいかなくちゃ!