自分の位置付け。
自分が何たるかを誰かに説明するとき、
『はじめまして。◯◯です。仕事は看護師をしています。』
な~んて。
仕事のキツさや人間関係から、職業選択を誤ったかなと思ったりもしたけど。
胸を張って、『これが私の仕事』といえるものがあって良かったとも思う。
自分の性格を疑うが、優越感さえ感じる。
職業を聞いただけで、知り合ったばかりの相手にも様々な妄想を膨らますことが出来る。
『看護師、、、優しさ、厳しさ、女社会、、、。』(自分では案外膨らまないものだ)
とにかく、仕事は、自分の全てではないが、自分の位置付け、価値なんてものを、他人に示したいとき、また自分自身で再確認したいときに、かなり役に立つ。
が、現在の自分は。
『◯◯ちゃんのお母さん』
『◯◯さんの奥さん』
何年か前にあったドラマの、正に名前の無い女。
スーパーの会員カード申し込み用紙にも、いちいち『主婦』もしくは『無職』の欄に丸印。
大前提として!
母になり、子育て出来ていることが不満ではない。
ただ、
なんだろ
この空虚。
あのころ抱いていた、根拠の無い自信の代わりに、理由のない不安感。
毎日同じような家事と育児の間のほんの一瞬。
透き通る空を見上げて。
『ああ、こんなスローライフもいいな。』なんて思う時もあるが、
この6年。
常に頭から、いや、心から離れない虚しさ。
無いものねだりだろうか。
一言で片付けるならそうだろう。
数年後。
また胸を張って、自分を表現したい。
その日が来るまで、今は胸を張って下積み時代を過ごそう。