前記事にて、5G発動には人体の健康維持に重大な危険が伴う可能性が否めないという情報を、紹介しました。

しかしここからは、いずれ5G導入が始動した後、私たちが自身へのダメージをできるだけ最小限に食い止めながら、健全な暮らしを自ら継続してゆくための生活習慣の提案を、少しずつ発信してゆきたいと思います。

まずは、もともと自分のからだに備わっている防御機能、『免役力』を上げることについて述べたいと思います。

そのための予備知識として、免役というものについて以下にざっくりと説明させて貰います。

免役とは

体内に侵入した異物、病原性微生物(細菌、ウィルス)を体外に排出する機能のこと。

その排出する作用が強ければ強いほど、風邪やインフルエンザ、その他の病気やアレルギーなどにかかりにくく、また回復しやすいからだになります。

免役細胞はほとんどが腸内に存在する

からだに不要な異物や細菌を排出するはたらきを担う免役細胞のなかに、リンパ球という細胞があるのですが、これらの約60%以上が腸内に集中しているのです。

これは、口から体内に入ってきたものが、もしからだにとって有害なものならただちに攻撃し、体外に排出する必要がある故と考えられます。

ちなみに、からだにとって有害な物質ではない食べ物や液体などに対しては腸の排出反応は起こらず、からだに有益なものとして受け入れるのです。

そうした高度な識別能力によって体内に受け入れられているものが、乳酸菌、ビフィズス菌などを多く含む食べ物で、 代表的なものを以下に挙げます。

ヨーグルト、チーズ……動物性乳酸菌が、からだに不要な悪玉菌にくっついて排出する

野菜のぬか漬、納豆、麹味噌や醤油……植物性乳酸菌が、胃液や腸液の酸に死滅することなく大腸まで届き、善玉菌を増やして、腸内細菌全体のバランスを整える。

非常に大まかですが、以上を簡潔にまとめると


腸には全身の7割近くの免役細胞が集中している

腸には高度な識別能力が備わっている

乳酸菌やビフィズス菌を多く含む食べ物や飲み物が腸内細菌のバランスを整える

つまり、免役細胞が集中する腸の内部を良い状態に保つことが、風邪やインフルエンザ、その他ウィルス性疾患やアレルギーにかかりにくく、治りやすいからだをつくる早道ということが、お分かりいただけると思います。

そこで次回は、腸を良い状態に保つための食に焦点を当てて、古くからの発酵食品にはどんなものがあるのか、紹介したいと思います。