2016.05.19 木曜日 21:12
男: 帰りに本屋さんに寄って、『ピエドラ川のほとりで私は泣いた』《注:パウロ・コエーリョの小説。女が男に読めと勧めていた。》買っちゃった。
女: 今日はまだ残業中。
男: おつかれー! そうか、今日は遅いんだね。もう、終われそう?
女: 10時までレッスンしてる人がいて、終わらない。帰れないけど、もー、へとへとで仕事もできないよ…。
男: あー、そうか~。いくらめぐみさん体力あっても心配だよ。
女: ところで、ロゴスの対義語は?
男: アモール?
女: 違うよ。パトス。
男: あー、そうか。まあ、似てる。
女: なんかちょっと、私たちそろそろ会った方がいいような気がしない?
男: する。聞きたかった。いつ会えるか。
女: なんか、小説の世界に生きてるような気がしてきた。現実感がない。
男: テキストの世界だからね。
女: まさに。ロゴスを尽くすとパトスも尽きるのかなー、とか。何となく。
男: パトスが尽きるからロゴスが尽きるのか。でも、会いたい。声聞きたい。
女: 電話しようか?
男: 電話できたらいいな、と思うときあるけど、できる?
女: というか、ちゃんと会おうよ。
男: それが一番。俺、日曜以外なら会いに行けるよ。仕事を前もって段取っておけば大丈夫。明日と土曜日は難しいけど、それ以外だったら大丈夫。
女: 土曜日ダメなのかー。土曜日、検定試験受けにいくだけど、その後で会えないかな。
男: そうか! 何時頃終わる? 会えるかも。そしたらちょっと段取る。
女: もー、試験やめちゃおっかなー。サボってこうちゃんの用事が終わるまで待ってる。
男: いや、せっかくだから受けるべし。
女: というか、もう寝る? まだ付き合わせていいのかな?
男: まだ大丈夫だよ。
