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彼方からの手紙

ラブレターフロム彼方 日々のお手紙です

こんにちは(^^)/

 

3連休どうしてましたか??

わたしはひさびさに、

本に夢中になってました。

土日で一気読みしたのがこちら!

イン・ザ・メガチャーチ/朝井リョウ

 

アイドルファンダム経済を仕掛ける側、

ファンダムにのめり込む側、

かつてのめり込んでいた側――

 

世代も立場も異なる3人の視点から、

人の心を動かす“物語”の功罪を炙り出す。

「神がいないこの国で人を操るには、

“物語”を使うのが一番いいんですよ」

(ebookjapan あらすじより)

 

*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
 
めちゃめちゃおもしろかったです。
 
朝井リョウ作品て、
時代の空気をがっちり切り取ってるから、
読むタイミングはずしちゃうと
感じ方も違うだろな~と思ってて。
いつか読みたいと思ってるならもう、
今買っちゃおう!となったのでした。
 
アイドルマーケティングとか
ファンダム経済の成り立ちとか
そういう部分の描写が細かいんだけど、
 
アイドルシステムの環境って、
たぶんどんどん進化していて、
今だともう古く感じる部分も
あるかなと思った。
(書かれたのが2023年〜24年なのに!)
 
アイドルに限らず、
現実のスピードがほんと早いよね、
最近は賞賛も炎上もあっという間に
流れていくよなぁ…と思う。
 
とはいえ物語の本質としては
アイドル経済の話だけではなく
もっと普遍的なテーマを感じたし、
読んだ後もいろいろ考えを巡らせられて
とってもとっても面白かったです。
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世代の違う主人公、
この3人で当てて読んでました。
 
レコード会社勤務の男性
長谷川博己
大分の大学に通う女子大生
月島琉衣
舞台俳優の推し活に励む契約社員
富田望生
 
あたすが映画化するなら、
このキャストでやりたい。笑
 
あと中盤からで出てくる
Tomoyoさんは黒木華ちゃんで
お願いしたい!
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かわいい
 
ひっさびさに、
物語世界に没入した週末だったよ、
楽しかった~!!
 
ではそろそろ帰ります。
今週もぼちぼちいこうね、
お互いに(^^)

こんにちはー金曜日!

 

先週言ってたお話、

書けたよ書けたよ~(^^)

わーいわーいうれしい♡

 

イキオイでふたつ一気に書いたので!

おヒマな時間にぜひ、

読んでやってくださいm(__)m

 

サクラノウタ(後編)

盛者必衰の理、お断り

 

24年1月に最初に潤くんで書いて、

これいけるかも?って思いついた

再会シリーズ。

 

ロマンスのはじまりは

シルエット

サクラノウタ

Mr. Blue Sky

盛者必衰の理、お断り

 

これで5人全員分書けたので、

とっても満足(*^^*)

 

二宮くんのお話書くと、

どうがんばってもわたしの癖が

全開にでちゃうよね~笑

彼に呆れられたいという、

しょうもないヘキがどうしても…(^^;)

 

ちなみにサクラノウタ

シルエット盛者必衰の理、お断り

KANA-BOONの曲名から

いただいているのだけど。

 

盛者必衰~は大大大好きな曲なので

歌詞世界にわりと忠実に書いてみました。

はじめて聞いた時衝撃だったよ

2013年リリースだって、懐かしい

 

ちなみに昨日の札幌、

ほんとに”暴風雪”で冬の嵐だったの!

春までまだもう少しみたいです。

春菊の天ぷらみたいでおいしそう

(実際は落雪注意であぶないやつ)

 

ではそろそろ帰りまっす。

今週もおつかれさまでした。

よい3連休をお過ごしください(^^)/

Case N

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

ビュオオオオオォォォ…

 

吹雪。

猛吹雪。

 

ビュオオォォォ…

 

唸り声をあげてる風、

もはや縦にも横にも

降ってるみたいに見える雪。

 

真冬に嵐ってあるんだな。

初めて遭遇したけど。

 

「すみませんあと少しだけ、

雨宿り…雨宿りはちがうか。

雪宿り?させてください」

 

小さな神社の軒下で、

今お参りしたばかりの境内、

神さまに向かって小さく頭を下げる。

 

”今年こそは幸せになれますように”

 

さっきそうお祈りしたはずなのに、

さっそくこんな暴風雪に見舞われて

足止めをくらうなんて、幸先わる…

 

いやいやいや。

そういうふうに、

マイナスに考えることを

今年はもうやめよう。

 

やめようやめよう。

ポジティブにいこう。うん。

 

ビューーーーッッッ…!!

 

「うわっ、」

 

一瞬視界が真っ白になって、

ぎゅーーっと目を、つぶったら。

 

「なんでいんの。笑」

 

聞きなじみのある声。

 

「まさかここで、お前に会う??」

 

恐る恐る目を開けたら、

わたしを見つめてキレイに笑う…

大好きだった人が、立っている。

 

*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆

 

「別れてどんくらいになるっけね」

 

昔昔のお話です

若い男女がおりまして

二人は愛を誓いあって

小指と小指、真夜中に絡めた…

 

「元気だった?」

 

祇園精舎の鐘の声

諸行無常の響きあり

沙羅双樹の花の色

盛者必衰の理をあらわす…

 

「こっちはわりと、変わらずかなあ。

そりゃまあいろいろあったけど」

 

ざわざわするこころを

落ち着かせたいのに、

初めて好きになった彼が、

初めてつきあった人が

今目の前にいることが、

信じられなくて。

 

唐突に思いつく唐突な言葉だけが

勝手にアタマに浮かんでは勝手に消えていく。

 

おごれる人も久しからず

ただ春の夜の夢のごとし

たけき者もついには滅びぬ

ひとえに風の前の塵に同じ…

 

「おい無視すんなよ。

オレのこと忘れちゃった?笑」

 

「わ、忘れるわけないっ」

 

一歩、彼が近づいてきて。

距離が近くなってはじめて、

声が出る。

 

「ふっ…そりゃどーも♪」

 

心底うれしそうに笑う顔が、

悪魔みたい。

 

「忘れられたら悲しいからね~」

 

ビュオオォォォ…

 

真冬の嵐。暴風雪。

運命みたいな、奇跡みたいな、再会。

 

奇跡みたい?

 

いやいやもともと、

この神社のこと教えたの、

わたしだし!

前にふたりで来たこともあるし!

 

それでもこうやって、

ばったり再会することは。

 

「なんかうれしいよね」

 

じゅげむじゅげむ 五劫のすりきれ 

海砂利水魚の 水行末 雲来末 風来末 

食う寝るところに住むところ 

やぶらこうじのぶらこうじ 

パイポパイポ パイポのシューリンガン

 シューリンガンのグーリンダイ 

グーリンダイのポンポコピーの、

 

「ぷはっ!寿限無?笑

なんで今ここで落語が出てくんのよ」

 

「えっ声出てた?」

 

「出てた出てた。

相変わらずむちゃくちゃだねお前。笑」

 

笑う声が。

笑ってる顔が。

 

うれしくてうれしくて、

胸はキュン、なんて音、たてちゃって。

 

なんて…

なんて人とは…おろかなり。

 

「相変わらずとか言わないでよ。

ずっと会ってなかったのに」

 

会いたくて会いたくて

たまらなかったくせに

いざ会ったら会ったでこんな、

かわいくない言い方しかできなくて。

 

けっきょくわたしばかりが

ずっとずっと好きで。

いろんなことを覚えているのも

きっとわたしだけ。

 

いつかは心も変わってしまう。

綺麗な花も枯れてしまう。

得た幸福も、得た愛も、

いつかは…いつかは終わってしまう。

 

「終わりばかりを意識しなさんなよ」

 

「え?」

 

「いつかは終わるからこそ、

今欲しいと思ったものにはちゃんと、

手を伸ばさないとね」

 

ビュオオォォォ…

 

吹き付ける突風に思わずまた、

ぎゅーっと目を、つぶったら。

 

あたたかい手のひらが、

後悔を振り払うように…

ふわりと頬に届いて。

 

”今年こそは幸せになれますように”

 

さっきの願い事がもう、

叶えられたような気がした。

 

 

盛者必衰の理、お断り

終わり

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

読んでいただき

ありがとうございます(^^)/

 

再会シリーズ最後は二宮くん!

 

5人全員分書けてうれしい(*^^*)

お付き合いありがとう~!