嵐の中 戦う友よ | 彼方からの手紙

彼方からの手紙

ラブレターフロム彼方 日々のお手紙です

2020年12月31日から

今日で何日ですか。

(調べます)

 

854日。

(調べました)

 

コンサートのラスト、

まっしろな光の中に消えていった

あの日から854日が経ったんだね。

 

わたしが嵐さんのことを

好きになった日から、

今日で何日ですか?

(調べます)

 

3288日!

(調べました)

 

嵐さんとわたしの3288日のこと、

なるべく正直に書いていこうと思います。

 

ネガティブな表現もありますので、

だいじょぶよー!という方のみ、

お付き合いいただけたら(^^)

どうぞよろしくお願いいたします。

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

遡ることぴったり9年前の今日。

 

Mステ初披露のGUTS!で

嵐さんを好きになったんですよね。

テレビをつければいつでも、

目にする機会があったはずの彼らを

”ちゃんと見る”きっかけとなったのが、

2014年5月3日のMステで。

 

私立高校のブレザーのような、

お揃いの制服を着た5人が

GUTS!を歌い踊る姿を見たとき、

「ん?」と思ったの。

なんなんだこれは。と。

 

ずいぶん学生さんっぽい感じなんだね?

彼らいくつ?若いイメージはあるけど??

 

嵐15周年の記念イヤーだったというのに、

それまでアイドルに、ジャニーズに

興味を持ったことがなかった自分は、

2014年当時は5人の年齢すら知らなかった。

 

wikiを見たら全員すでに30歳を超えている。

それを知ってますます驚いて。

 

えっ30歳過ぎて

お揃いの制服ブレザー着て?

あのコミカルなダンス?笑

 

率直にそう思った。

アイドルって大変だなーって思ってた。

 

笑顔の5人。

お揃いの制服で踊る5人。

サビは全員で応援団のように手を振り、

間奏ではサザエさん一家みたいな動き。

VIVA青春胸を張れ、と歌う5人。

笑顔を、コミカルな振付を、何度も見る。

何度も見返す。何度何度も見ていて、

ハタと気がついたの。

 

もしかしたらこの5人は、

確信犯なのでは、と。

 

”楽しそう”を当たり前にやる彼らに

絶対的な”プロ意識”を見た気がした。

 

振り返ればこれがわたしの、

嵐さんを好きになった理由。

いままでとくに

嵐さん興味なかったんですけど…

とりあえず、
がんばろうって思ったよね、
五月病とか言ってんなよ、っていう。
嵐さんがんばってるから

わたしもがんばるわ。。

 

こうブログに書いたのが、

2014年5月9日のことで。

 

嵐さんがんばってるから

わたしもがんばる

 

シンプルにずーーーっと、

わたしはそういう感覚を

持ってたと思う。

 

嵐がいたから、がんばれた。

同じ時代を戦う友のような感覚。

 

嵐の中 戦う友よ いざゆけ

 

ニノが歌うこの部分はいつも

わたしの想いに重なっていました。

 

彼らと日々を過ごすほど。

彼らのことを知れば知るほど。

 

多忙を極める中でもいつも

プロとしてやり抜く5人の姿に

いつも勇気をもらってたし

そういう姿をとても尊敬していた。

 

今振り返っても、

当時彼らがやってたことって

尋常じゃなかっただろうと思う。

 

自分たちの冠番組に加えて

あのとんでもないクオリティーの

コンサートを毎年やる、

しかもコンサートの時期は必ず

年末年始のもろもろが重なる時期。

 

作る側の潤はもちろん、

4人の負荷も相当だったはず。

でもそんなことを全く感じさせず、

なにも”変わらずに”いつも楽しそうに、

全てを当たり前にやり切る彼らは、

めちゃくちゃプロだなと思ってました。

 

2015年2016年2017年。

 

変わらずに、楽しそうに、

笑顔を、クオリティ高い作品たちを

届けてくれる彼らと過ごしながら、

いつも心のどこかで思ってたこと。

 

この”変わらない”は

いつまで続くんだろう。

 

メンバーが年齢を重ねるたびに、

それぞれの熱愛報道が出るたびに。

いつか何かは変わってしまうだろうと、

たぶんずっと意識していて。

 

いつか変わってしまうこと。

 

わたしが思う以上に

嵐の5人が考えていたとしても、

なんの不思議もないよな…

 

心のどこかで、そう思ってました。

 

*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆

 

2019年1月27日、休止発表の日。

 

一報を受けた時、ああとうとう、

”変わらない”が終わるんだと思った。

 

そう思ったのと同時に、瞬時に。

”変わらない”の終わりが

誰かの結婚じゃなかったことに、

安堵する自分がいて。

 

智が40歳を区切りに、

自分の嵐としての活動を一旦終えたいと

切り出したことが発端になったこと。

 

2014年からたった5年弱だけど、

ずーっと彼らを見てきた自分には、

智の決断は唐突には感じなかった。

”求められること”をやり続けるのは

大変なことだろうと思っていたし、

止まりたい気持ちもよく理解できた。

 

むしろ、自分たちで期限をきって、

その日まで走ると決断した彼らが

めちゃくちゃかっこいいと思ったし、

 

”5人じゃなければ嵐じゃない”

だから無期限活動休止を選んだんだと、

それが“5人全員が納得できる着地点”だと

会見で説明してくれたことが

すごく嬉しかったんです。

 

会見を見た後、

わたしはこのブログに、

 

“5人全員が納得できる着地点”を

考えて考えて考えて。

彼ら5人で出した答えを、

ちゃんと説明してもらった上で、

「一緒に走ってほしい」と伝えてもらえたこと。

今のわたしにとっては

そのことが何より嬉しくて。

 

寂しいとか哀しいよりも、

彼らが納得できるところまで

ちゃんと辿り着けて良かったな、

という想いが先にくるんだけど。

 

と書いてました。

 

*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆

 

休止の日まで彼らが折に触れ

何度も何度も何度も言っていた

”5人じゃなければ嵐じゃない”

この言葉はずっと、

わたしにはお守りだった。

 

この言葉があったから、

休止への寂しさより、

5人を尊敬する気持ちで

日々を過ごすことができてたんです。

 

あくまで”5”にこだわって

休止の決断をするなんて

なんて潔いんだろうって。

 

続けたいメンバーもいる。

区切りをつけたいメンバーもいる。

 

だからこそ、

”5人全員が納得できる着地点”を探し、

その結論が無期限活動休止。

 

続けたい人にとっては、

”休止”とすることで未来への希望を、

区切りをつけたい人にとっては

”無期限”にすることで

未来へのプレッシャーを軽減する、

ある意味、痛み分けの結論というか。

 

そういう道を選んだ5人のこと、

”5” is my treasure numberと歌った彼らを

ものすごくかっこいいなと思ったし、

嵐さんらしいなと思ったし、

とても重要に思ってたんです。

 

そんなわたしだったのでね…

 

2021年11月3日。

 

映画初日の舞台挨拶で、

大野さん以外の4人で

”嵐”として壇上に上がったことが、

ものすごーーーーーーーく、

ものすごーーーーく、ショックだったの。

 

自分たちで決めた期限から

たった11ヶ月で?????

 

4人で嵐????

 

4人で嵐として

ファンの前に立ってるの????

”5人じゃなければ嵐じゃない”どこいった??

”無期限活動休止”どこいったー?????

 

これじゃあ結局、

活動再開したい4人と

活動再開を待たせてる1人、

みたいになってしまってない??

 

あの日会見で話してくれた

“5人全員が納得できる着地点”から

ずれてしまってない?????

 

大野さんからの手紙もあったし、

5人が納得した上での行動なんだろうこと、

アタマでは理解できる。

 

映画は休止前から決まってたんだろうし、

話題のためにも必要だったサプライズ、

ということも、理解する。

 

4人だ5人だと

うるさいこと言ってないで、

素直に受け取って喜ぶのが

きっと普通のファンだってことも

十分わかってる。

 

でも個人的には…

理解はできても納得はできなくて。

筋の通った行動には思えなくて。

 

どうしてもどうしても、

ショックな気持ちが拭えなくて。

 

コロナのせいで、

いろんなことができなかったから、

会見した頃とは”無期限休止”の意味は

変わっているのかもしれない。

 

憶測の域を出ないけど例えば、

できなかった有観客での国立コンとか、

この先必ずやる意志があるから、

それまでのホップステップ、

準備段階としてまずは4人での登場、

なのかもしれない。

 

いろいろ事情があるかもしれないこと、

理解はする、理解はするけど…

 

ものすごーーーーくショックで。

ものすごーーーーく落ち込んで。

 

11月以前の段階でも、2021年は。

 

大野さんがいないのに、

無期限活動休止のはずなのに、

BDカードも会報も4人で出し、

嵐ジオも継続してやったこと。

 

ニノがジャにののメンバーと

いきいき楽しそうに活動してる姿、

ぶっちゃけあなた嵐の時より

ずっと自由で楽しそうじゃない、

と思ってしまうこと。

 

結婚発表後、最初のオトノハで、

翔さん自身の文章として

人生の大きな決断についての言葉を

聞けなかったこと。

 

それぞれに結婚して、

新しい家族ができていくこと、

さみしいと感じてしまうことへの罪悪感。

 

それらもわたしの中で

ぐるぐるぐるぐるぐるぐる、

モヤモヤした感情になって渦巻いて、

 

このままじゃタタリ神になる…

特級呪物になってしまう!ってくらい

苦しさでいっぱいになってしまって。

 

ネガティブな感情ばかりになる自分が

なによりすごくイヤになって、

 

ああもう…

わたしはもうここで止まろう、

嵐から手を離そう、

 

そう思い至ったのが

2021年の11月。

 

でもでもでも。

これだけは絶対だと言えるのは、

5人がやってることは必ず、

”正”なんですよね。

 

彼らの行動はなにも間違ってないし、

なにひとつ悪くない。全部正しくて。

 

結局わたしが、受け手が

どう思うかだけの問題で。

 

もう無理だなと思ったら、自ら離れるのが、

こちら側にできる唯一の正しい選択だと

わたしは思ったので。

 

2021年末で、

嵐さんとの未来から

手を離したのでした。

 

そこからの行動は、例えるならまあ…

彼氏と別れる、そのまんまの感じ。笑

 

レギュラー番組は一切見るのをやめ。

チケットは買ったけど映画も行かず。

予約してた最後のBlu-rayもキャンセル、

ジャニーズwebを退会し、FCも退会して。

 

愛着ある会員番号を手放すこと、

すごくすごく葛藤があったし、

最後の最後まで悩んだんだけど。


ネガティブな感情とともに

すっぱりと墓に埋めてしまうのも、
なんだかわたしらしいかなと。

(すぐ発動する0か100か思考)

 

そんな0か100かじゃなくて、

いろいろ思うところがあっても
なんとなーーくで継続していって、
復活があったら喜んで、というのが

もしかしたら普通なのかもな、
と思う気持ちもあったんだけど。

でも自分的には、
自分でちゃんと別れを決めて

行動できたことですごくすっきりして。

 

勝手な正義を押し付けて、

苦しかった気持ちから解放されて、

心の中の風通しが良くなって。

 

今はほんとに純粋に、

決断して良かったなと思ってます。

 

お話をRebornしてたおかげで、

”あの頃の気持ち”はあの頃のまま

真空パック的に保つことができたし、

 

わたしを夢中にさせてくれた

30代の嵐さん、超絶素敵だったよ!!

ヒリヒリしたプレッシャーを

たくさん更新し続けて5人で駆け抜けた時代、

とにかくかっこよかったよ!!と

思えるようになったのでね。

大切な思い出は、思い出として。

 

この先いつか彼らが

「ただいま」と帰ってきた時、

その姿を、コンサートを、

この目で見届けることはもうないけど。

 

遠い遠い場所から

そっと想いを馳せることができたら、

それだけでもう十分だなって思ってます。

 

ニノの時にも書いたけど、

応援のカタチは

ファンひとりひとりそれぞれに、

自分の定義があると思うので、

 

ああそんな感じだったのねーって

ここまでのわたしの気持ちの流れを

読んでくださったら、これ幸いです。

 

はーーー。

書けて良かった。

 

完全にスッキリしました!笑

 

ネガティブだった気持ちは

今はもう過去の感情なので。

 

一定期間、距離をとったことで

2023年の今はむしろちゃんと

彼らそれぞれを応援できるというか。

 

うるさいこと考えずに、

楽しい気持ちでお話書けたり、

あの頃を懐かしく振り返ったり、

そうなれてほんとに良かったと思う。

特級呪物にならなくて良かったよほんとに。笑

 

案の定長ーーくなりました(^^;)

最後まで読んでくれてありがとう。

 

こんな感じのわたしですが…

これからもお付き合いいただけたら、

どうぞよろしくお願いしますm(__)m

 

コメント欄あけときます。

前回同様、承認はせずに、

メッセージでお返事しますので

お気軽にどうぞ(^^)