目黒区美術館で開催されていた藤田純平さんの個展
「食べられた惑星とその狂った氷は季節を巡る」
に行ってきました。
3つのショートアニメーションの上映会です。
少ないものでも1,000枚、多いものになると30,000枚のイラストから成る映像は
長い月日をかけて作られているから場面ごとに色々な表情をみせます。
この絵を描いているときはどんな気持ちだったんだろうと想像しながら観ました。
作品の1つ「忘却星の公式」から、
小さい頃からたまに起こる
‘自分という生命がこの空間に存在している不思議な感覚’を思い出しました。
私の場合はそういった興味が発展し科学の道に進みましたが
藤田さんの場合は、水彩画を使ったアニメーションになったのではないかと。
1つの出来事でも、世の中には色々な感じ方、表現の仕方があって
それが学問や芸術、文化に発展していったのだと思います。
きっと、普通の人だったら気付かなかったり、感じてもすぐに忘れてしまうような感情や出来事を
アニメーションで表現できる藤田さんは、
とっても繊細で、純粋な心の持ち主なんだと思いました。
私も何かライフワークとなるような表現方法を見つけてみたくなりました。
夫婦二人三脚で歩んでいる藤田夫妻の姿も素敵だったな♪
ありがとうございました!