日経MJ 1月23日(金) マカオ観光 曲がり角
以下記事抜粋
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マカオの観光産業に陰りが見え始めた。
昨年の外国人観光客数は前年比1割増えたが
年後半に急激に失速した。
中国政府が本土からの渡航の規制を強めたことに加え、
世界経済の悪化でカジノ人気が落ち込んだ。
今年は1999年の中国返還以降で初めて旅客数が減る可能性があり、
ホテルなど大型の開発計画は相次ぎ中断に追い込まれている。
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「マカオの観光産業に陰りが見えて始めた」
という記事に深く共感してしまいました。
実は今年の年末年始に香港旅行に行ったとき、日帰りでマカオに行ったんです。
1月1日のことでした。
マカオには香港からターボジェットという船で1時間で行けます。
チケット(マカオ行きのチケット)
到着後、港からマカオの中心部へバスで向かいました。
途中カジノも見えました
世界遺産にも登録されてりるセドナ広場。
お正月ということもあり、かなりの人で混雑
クリスマスの飾りつけ具合には少し違和感を感じました
続いて聖ドミニコ協会
ポルトガル領時代の雰囲気を残す素敵な協会です
1587年に立てられた中国で最も古い教会の一つなんですって
聖ドミニコ協会から程近いところにある、聖ポール天主堂跡。
こちらのクリスマスの飾りつけにも興ざめ
まわりがごちゃごちゃしていて観光ブックで見た雰囲気とのギャップがかなりありました
帰り道でディズニーのリトルマーメイド風凧を発見
モーニング娘のPVを流すエッグタルト屋さんなどがぎっしり並んでいます。
少し見にくいかもしれませんが、青い看板にご注目ください!
マカオにはファンケルもありました
香港でもそうでしたが、日本の化粧品ブランドが続々と中国進出していますね
マカオは古い町並みと新しい高層ビルが混在する不思議なムードが漂う街だったのでした。
カジノにもあまり興味がなかったことや、
お正月の混雑っぷり、世界遺産での謎のクリスマスの飾りつけにすっかりやられてしまい
マカオから早々に退散しました・・・。
最初の新聞記事の話に戻ると
「中国本土からの渡航の規制を強めたことに加え、
世界経済の悪化でカジノ人気が落ち込んだ。」
ということでしたが、
世界遺産周辺の街並みの保存の仕方
観光客ががっかりしない街づくりにかなり課題があるようです。
カジノにお金が落ちなくても、協会をはじめとする世界遺産周辺の整備に力を入れて
またマカオに行きたいと思ってもらえるような工夫が必要だと思います。
目を惹く素敵なところもあるんですから
マカオ、がんばれー