サントリーのビール事業が初の黒字化
1000万箱は単一銘柄が市場に定着し、利益面で貢献する数字の目安だそうです。
日経ビジネス1月19日号より
今回の黒字化に大きく貢献したと言われる
「プレミアムモルツ」は逆張り戦略で売上を伸ばしたとか。
① 原料価格の高騰を受けて2008年4月に各社がビールを一斉値上げした際も
8月まで値段を据え置いた。
② 縮小傾向にある百貨店のギフト市場を攻めた。
→竹内結子さんのCMが流れていましたね。
②では、カタログ掲載、売り場づくり、百貨店の外商担当者向けセミナー
といった採算度外視の忍耐と地道な努力が今回の結果につながったようです。
新聞や交通広告でも愛飲御礼キャンペーンとして広告が出ていますね
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愛飲御礼
おかげさまで、ザ・プレミアムモルツは、
2008年、過去最高の売上を達成いたしました。
醸造家が10年をかけて辿り着いたこだわりの味が、
世界に認められ、そしていま、あなたに認められたことに、
心から感謝いたします。
これからも。こさわりのうまさを、あなたへ。
最高金賞のうまさ。
サントリー ザ・プレミアムモルツ
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プレミアムモルツは販売量ではアサヒのスーパードライやキリンの一番絞りに遠く及びませんが
こういった広告や日経ビジネスの記事を見ると、ものすごく売れているような感覚がしますよね!
一方、サッポロのエビスはプレモルに販売量を抜かれてしまう結果に。
今年から、浅野忠信さんや小泉今日子さんらを起用した広告戦略は
どのように販売量に影響して行くのでしょうか。
今後もビール各社の動きから目が離せませんね