浦沢直樹のミステリー傑作と言われるマンガが原作なので、知ってる人も多いと思う。



私は見た事ないけど、インパルスのコントでここに出てくる「ヨハン・リーベルト」が出てくるものがあるらしい。


だいぶ前にも観たけど、今回また観てハマってるニコニコ


とにかく難解な内容の上に、74話という長さなので、全話観るのにはエネルギーがいる作品ではあるけれど、奥深い内容にハマってしまう。



内容をかいつまんで言うと、天才外科医のテンマがある少年の命を救った事から全ては始まります。


その10年後になんやかんやあって(苦笑)、テンマは殺人事件の重要参考人として追われることになるの。


そして彼を犯人だと信じて追いかける警部も出て来て、映画「逃亡者」的な要素も入ってるかな。


けれど物語はそんなに単純ではないのね。


ドイツとチェコが舞台になっているものだから、ベルリンの壁崩壊前後のドイツや、チェコとの確執なども絡んでくる。



様々な殺人事件や、旧東ドイツで行われていた人体実験、最後には一つの町を巻き込んでの大量殺人まで、たくさんの伏線があって複雑に絡み合ってるように思えるのだけれど、これが最後にはちゃんと一つに繋がってくるんですよね〜


で、その中心にいるのがヨハン。


感情のない殺人鬼のようで、最初はこわ〜って思うけど、真相を知っていくと悲しくなってくるのよ。


なんといっても金髪にブルーの瞳の美青年だし(^◇^;)



バナナフィッシュのアッシュみたいな感じかな。


って、こちらもマニアック?(・・;)



この物語の魅力をうまく伝える事が出来ないのがもどかしいけれど、興味ある人はネットで検索してね〜



って、丸投げかぃ(^^;;




後日談のこんな本が出ているのを知らなくて、今回メルカリで購入。










本編が終わってもこれだけの謎が残っていて、あたかも実際にあった事件のように書かれてるので、面白い!




浦沢直樹さんて、やはり凄いわね。