丁亥のあかり帖。〜五行の庭で、私という種を育む〜

丁亥のあかり帖。〜五行の庭で、私という種を育む〜

算命学が照らす、運命の地図。五行の潤いに満ちた庭で、私という花を咲かせる。

 

10月に入り、朝晩の空気に秋の深まりを感じるようになりました。

皆さま、いかがお過ごしでしょうか^^

先日、家族で沖縄方面へ旅行に出かけてきました。

美しい海、どこまでも広がる青空、温かい太陽。

日常の慌ただしさを離れ、自然の中で過ごす時間は、私にとって何よりのリフレッシュになります。

実は今回、旅行へ出発する前に、算命学を学ぶ友人からこんな質問をいただきました。

「午未天中殺の時期に、南方へ旅行に行っても大丈夫なの?」

 

なるほど!

天中殺と旅行の方角を結びつけて考える視点もあるのだなぁと、とても新鮮に感じました。

私自身も午未天中殺。

そこで今日は、算命学でいう「南方欠落」と、実際の旅行の方角について考えてみたいと思います。

 

 

午未天中殺の「南方欠落」とは?

算命学では、午未天中殺は「南方欠落」のグループに分類されます。

ここでいう南方とは、地図上の南というだけではありません。

算命学の空間理論では、南方は「子ども・目下・未来」などを象徴する場所です。

午未天中殺は、この南方が欠けることで、反対側の北方に意識やエネルギーが傾きやすいと考えられています。

北方が象徴するのは「親・目上・先祖」など。

そのため午未天中殺は、先人から受け継いだものを深め、まとめていく「末代運」とも呼ばれます。

では、南方が欠けているからといって、南の方角へ旅行してはいけないのでしょうか?

 

私は、南方欠落という理由だけで、南への旅行を避ける必要はないと考えています。

算命学でいう南方の欠落は、宿命の構造を象徴的に表したものです。

旅行における地理的な方角の吉凶と、そのまま結びつけるものではありません。

もちろん、方位についてはさまざまな考え方があります。

だからこそ、一つの言葉だけで「南はよくない」と決めつけるのではなく、その意味を丁寧に理解することが大切なのだと思います。

 

天中殺の時期こそ、自然体で

2026年と2027年は、午未天中殺の人にとって年運天中殺にあたります。

天中殺というと、何となく不安を感じる方もいらっしゃるかもしれません。

けれども、何もしてはいけない期間というわけではありません。

算命学では、天中殺の時期は、物事を無理に拡大させたり、結果を急いだりするよりも、自分自身を見つめ直すことが大切だと考えられています。

これまでの歩みを振り返る。

心と身体を休める。

自然に触れ、家族との時間を楽しむ。

そんな過ごし方も、天中殺の時期には大切なのではないでしょうか。

今回の沖縄旅行でも、美しい自然に包まれながら、日常では味わえない時間を過ごすことができました。

何か特別な成果を求めるのではなく、ただ目の前の景色や体験を楽しむ。

そんな時間の豊かさを、改めて感じました。

 

天中殺の時期だからこそ気をつけていること

旅行に限らず、天中殺の時期だからこそ

「私は絶対に⭕️⭕️したい!」というエゴは丸出しにしないようにしています。

 

やりたいこと、行きたいところがある場合は

それを実行してくれる人に向けて

「⭕️⭕️をやってみたいなぁ〜」や

「⭕️⭕️方面への旅行に憧れちゃう」など

聞こえるように言ってみるものです 笑

 

夫は近年西方の「鳳閣星」が大いに刺激されているのかしら!?

旅行のプランを立てるのがとても上手なことに気づきました。

 

素質が開花しているなぁとほくそ笑んでいます爆  笑 

 

自分の宿命に合った旅の楽しみ方

旅行先を考えるときには、自分が持っている星の特徴をヒントにするのも楽しいものです。

私の場合、中心星と東方に「龍高星」、西方に「玉堂星」を持っています。

龍高星は、未知の世界への好奇心や探究心、体験を通じて学ぶことなどを象徴する星。

玉堂星は、伝統や歴史、先人の知恵を大切にし、知識を深めていく星です。

こうして振り返ると、私が旅先で新しい景色や文化に触れることを好きなのも、どこか納得できる気がします。

もちろん、星だけで旅の好みが決まるわけではありません。

けれど、自分の宿命を知ることで、「どんな時間が自分の心を満たしてくれるのか」を考えるきっかけになります。

それもまた、算命学の面白さですね^^

 

帝王学から考える「休むこと」の大切さ

私が学んでいる帝王学でも、自分自身のあり方を整えることの大切さを感じています。

何かを成し遂げるために、常に動き続ける必要はありません。

動くときもあれば、立ち止まるときもある。

陰と陽、動と静。

そのバランスを意識することも、自然の摂理に沿った生き方につながるのではないでしょうか。

日常から少し離れ、その土地の風土や人、おいしい食べ物に触れる。

新しい発見がある一方で、いつもの暮らしのありがたさに気づくこともあります。

そして、子どもにとっても、旅先で出会う自然や文化は、教科書だけでは得られない貴重な体験になります。

家族で同じ景色を見て、笑い合う。

そんな何気ない時間こそ、旅の大きな贈り物なのかもしれません。
 

自分の心が喜ぶ場所へ!

「午未天中殺だから、南へ行ってはいけない」

そんなふうに、必要以上に恐れることはないと私は思います。

算命学は、未来を怖がるためのものではなく、自分らしい生き方を考えるための知恵。

大切なのは、宿命を知ったうえで、自分の心が何を求めているのかに耳を傾けることではないでしょうか。

旅先が南でも北でも。

海でも山でも。

 

自然に触れ、五感を磨く✨

そこで過ごす時間が、自分や大切な人にとって心豊かなものになるなら、それはきっと素敵な旅です。

秋も少しずつ深まってきました。

皆さまも、自然に触れたり、いつもと違う景色を眺めたり、心がほっとする時間を過ごしてみてくださいね。

旅先で受け取った温かな光が、また明日からの日常を照らす小さな灯火となりますように。


どうぞ、自分の心をいちばん大切に。

 

 

秋の深まりを感じながら|2027年へつなぐ、2026年ラスト3カ月のあかり

 

みなさん、こんにちは。
恵光(エミ)です。

 

朝夕の風に少しずつ涼しさが増し、もうすぐ二十四節気の「寒露(かんろ)」を迎える季節となりました。

 

草木に宿る露にも冷たさが感じられ、秋が少しずつ深まっていく頃です。

 

季節が次の扉へ向かって静かに動き出すように、私たちの心も、今年を振り返りながら「この先、何を大切にしていこう」と考え始める時期なのかもしれません。

 

さて、みなさんは普段YouTubeをご覧になりますか?

 

私は開運バラエティの「コヤッキーチャンネル」が好きで、よく拝見しています。

 

コヤッキーさんのトークはとても面白く、温かさの中にふっと鋭い視点が光っていて、

観ていると元気をいただけるチャンネルです。

 

執筆時点ではチャンネル登録者30万人まであと少しとのこと。

 

思わず応援したくなり、今回ブログでもご紹介させていただきますね。

 

今回は、コヤッキーチャンネルで紹介されていた星健太郎さんとの算命学コラボ動画
「【占い】この冬の過ごし方で2027年の運気が大きく変わります【星健太郎】」
をきっかけに、2026年10月・11月・12月の過ごし方を、算命学と帝王学の視点から整理してみます。

 

 

星健太郎さんの解説はとても分かりやすく、何より弾けるような笑顔が印象的で素敵ですよね乙女のトキメキ

動画を拝見して、私が特に印象に残ったポイントをまとめると、

 

  • 10月:新しいことを始める・外へ出る・旅行をする/身近な人との関係を育む

  • 10月19日・10月31日:大きく流れが動く注目日

  • 11月:「本物」を知る

  • 12月:気分一新・切り替える。うまくいっていない人にも変化のチャンス

という流れでした。

 

そこで今回は、動画で紹介されていた10月〜12月の過ごし方を入口に、

算命学の干支や位相法、そして私が学んでいる帝王学の視点も少し交えながら、

2026年最後の3カ月をひも解いてみたいと思います。

 

ここでひとつ大切な補足があります💡

 

この記事でいう「2026年最後の3カ月」は、暦の上での10月・11月・12月のこと。

 

算命学では年の切り替わりを立春で見ますので、丙午年は12月31日で終わるわけではありません。

 

2027年の立春から、次の「丁未(ひのとひつじ)」年へと移っていきます。

 

だからこそ、この3カ月は「今年を終える期間」であると同時に、次の流れへ向けて自分を整えていく大切な時間ともいえそうです。

 

2026年「丙午(ひのえうま)」という強い火の年

2026年の年干支は「丙午」。

 

丙は、太陽にたとえられる陽の火性。

そして午も、季節でいえば真夏の盛りに位置する火性です。

 

つまり丙午は、天干も地支も火性。

 

明るく照らし、動かし、表へ表へとエネルギーを放っていく、とても力強い干支です。

 

また「丙」から「午」を見る十二大従星では「天将星」にあたり、丙午という干支そのものにも非常に強いエネルギーがあります。

 

ただし、ここは少し注意したいところビックリマーク

「2026年は誰にでも天将星が巡る」という意味ではありません。

 

個人の年運に巡る十大主星や十二大従星は、その人の日干によって異なります。

 

丙午の強い火の気が、その人の宿命のどこに、どのように作用するのか?

 

そこを見るのが算命学のおもしろさでもあります。

 

そんな力強い丙午年の終盤。

 

10月、11月、12月は、それぞれまったく違う表情を見せてくれます。

 

【10月8日・寒露から戊戌月】広げる力を、現実へつなげる

「新しいスタート・外へ出る」の背景

算命学の月運では、10月8日の「寒露」から戊戌(つちのえいぬ)月へ入ります。

 

2026年の年支「午」と、10月の月支「戌」。

この二つが出会うと、

午+戌=火局の半会

が成立します。

 

半会は、異なる世界が結びつき、物事の枠組みが広がっていく融合条件です。

 

これまで考えていたことを行動へ移す。

新しい場所へ足を運ぶ。

会いたかった人に会う。

学びを始める。

旅に出て、いつもとは違う景色を見る。

 

そんな「今までの枠から少し外へ出る」という行動とは、とても相性のよい時期だと私は感じます。

 

星健太郎さんがお話しされていた「新しいスタート」「外へ出る」「旅行」というテーマとも、重なるところがありますね。

戊戌の「土性」を生かす

月干支の戊戌は、干も支も土性。

算命学では土性は「引力本能」に対応し、人・物・現実を引き寄せ、まとめ、形にしていく性質を持ちます。

 

さらに年干の丙(火)から、月干の戊(土)へは「火生土」。

 

10月は、ただ勢いよく広げるだけではなく、

広げたものを、現実に根づかせることも大切になりそうです。

 

新しいご縁ができたら、一度きりにしない。

興味を持った学びがあれば、申し込んでみる。

家族や身近な人との時間も、改めて丁寧に育ててみる。

 

「動く」と「根づかせる」。

この二つを意識すると、戊戌月らしい過ごし方になりそうです。

 

10月19日・10月31日は「大きく動く」注目日

2026年10月の中でも、特に興味深いのが

10月19日・丙寅日
10月31日・戊寅日

です。

 

丙午年・戊戌月に「寅」が巡ってくることで、

寅・午・戌の三合火局が完成します。

 

さらに10月19日は、

丙午年 × 丙寅日=大半会

 

10月31日は、

戊戌月 × 戊寅日=大半会

 

という構造も重なります。

三合会局も大半会も、算命学では「広がる」「融合する」「物事が大きく動く」力を持つ条件です。

 

そのため、普段よりも物事の展開が早くなったり、新しい流れが生まれたりする可能性のある、とても興味深い2日といえるでしょう。

 

ただし、

「三合=必ず吉」
「この日に始めれば必ず成功する」

という意味ではありません。

 

大きく広がるということは、良い流れも、そうでない流れも拡大する可能性があります。

 

その人自身の宿命や天中殺、守護神、他の位相法によっても作用は変わります。

 

ですから私は、この2日を「万人共通の最強開運日」というより、

自分が本当に育てたいものに、意識を向けて一歩を踏み出す日

として活用するのが素敵だと思います。

 

何かを申し込む。

小さく発信を始める。

今後やってみたいことをノートに書く。

会いたかった人に連絡する。

そんな小さな「始まり」でも十分です。

小さな一歩なら、始めやすいですよね^^

 

💡恵光流・10月の日常実践ワーク🎵土の気に触れる!

戊戌月は土性の月。

 

そこで10月は、五行の象意を日常の中で楽しむつもりで「土に触れる時間」を作ってみてはいかがでしょう。

 

ガーデニングをする。

陶芸を体験する。

公園や自然の中をゆっくり歩く。

ごぼう、れんこん、さつまいもなど、土の中で育つ食材を丁寧に料理する。

 

大きく広がる火のエネルギーを、土に下ろすように。

忙しい時ほど「自分の足元」を感じる時間を持ちたいですね。

 

【11月7日・立冬から己亥月】外へ向かう力から、内なる本質へ

11月7日の立冬から、月干支は「己亥(つちのとい)」へ移ります。

 

己亥は、算命学で「暗合異常干支」に分類される干支のひとつです。

 

己亥の「亥」の中には壬と甲があり、表に見えている「己」と、内部に隠れている「甲」とが干合します。

 

表からは見えないところで結びつきが生まれる――。

そんな「暗合」を内側に持つ、少し不思議な干支です。

 

また亥は水性で、季節はいよいよ冬へ❄️

 

10月の火局による外向きの広がりから、空気は少しずつ「内側を見る」方向へと変わっていきます。

 

ここから私は、星健太郎さんのお話にあった

「本物を知る」

というテーマにつながっていくように感じています。

 

華やかだから。

有名だから。

みんなが持っているから。

ではなく、

「私は、本当にこれが好きなのだろうか?」

「これは長く大切にしたいものだろうか?」

「この人の言葉には、本当に中身があるだろうか?」

と、一度静かに立ち止まってみる。

 

水性は、算命学では習得本能。

 

学ぶこと、考えること、知恵を深めることにもつながります。

11月は、外からたくさんのものを集めるより、

ひとつのものを深く知る

時間にしてみるのもよさそうですよ。

💡恵光流・11月の日常実践ワーク🎵「本物」にひとつ触れる✨

11月は、安価なものをたくさん買うより、

長く使える道具。

職人の手仕事。

伝統工芸。

昔から読み継がれている本。

尊敬する先生の言葉。

 

そんな「時間を超えて残ってきたもの」に、ひとつ触れてみてください。

 

そして夜には、少し照明を落として静かな時間を。

 

キャンドルや小さな灯りを眺めながら、その日感じたことをノートに書いてみるのも素敵です。

 

外側の情報量を減らすと、自分の中にあった小さな声が聞こえてくることがあります。

その声こそが、あなたにとっての「本物」を教えてくれるのかもしれません。

 

【12月7日・大雪から庚子月】天剋地冲が促す、大きな切り替え

12月7日の大雪から、月干支は「庚子(かのえね)」へ移ります。

 

そしてここで、2026年の年干支「丙午」と、12月の「庚子」の間に、

天剋地冲が成立します。

 

天干では、

丙(火)→庚(金)=火剋金

地支では、

午×子=対冲

です。

 

天干は相剋、地支は対冲。

 

上下ともにぶつかるため「天剋地冲」となります。

 

対冲は、物事を分けたり、壊したり、動かしたりする作用。

 

そのため12月は、これまでの形をそのまま維持するというより、

いったん見直し、組み替える

ような動きが起こりやすい時期と考えられます。

 

「壊れる」と聞くと怖く感じるかもしれません。

 

でも算命学では、壊れることが必ずしも悪いとは限りません。

もう役目を終えたもの。

今の自分には合わなくなったもの。

惰性で続けてきた習慣。

そうしたものに区切りをつけることで、新しい余白が生まれることもあります。

だからこそ、星健太郎さんがお話しされていた

「気分一新・すべてを切り替える」

というテーマには、庚子月らしさを感じます。

 

特に、今年「どうもうまくいかなかった」と感じている人ほど、

無理に今までの形に戻そうとするのではなく、

「違う方法に変えてみよう」

と方向転換するチャンスなのかもしれません。

 

新陳代謝・・・「脱皮して新しい自分になる」

「苦手なものを克服した自分」

も意識してみてくださいね。

 

💡恵光流・12月の日常実践ワーク🎵デジタル&空間の大整理

12月は年末でもあります。

この機会に、身の回りを一度軽くしてみましょう。

 

使っていないアプリ。

読まないメールマガジン。

何年も見返していない写真。

着なくなった洋服。

もう役割を終えた書類。

 

物だけではなく、

「こうしなければならない」

という古い思い込みも、少しずつ手放していく。

 

捨てるための断捨離ではなく、

これからの自分に必要なものを選び直すための整理

と考えると、12月らしい時間になりそうですよ。

 

帝王学の観点|大きな流れに飲み込まれず、自分の軸を持つ

私が学んでいる帝王学では、外側の成功だけでなく、

自分自身を整えること。

人との関わり方を学ぶこと。

目に見えないところで徳を積むこと。

 

そうした日々の在り方も、とても大切にします。

 

2026年の最後の3カ月を眺めてみると、

10月は「広げる」

11月は「見極める」

12月は「整える」

という、とても美しい流れになっています。

 

10月に世界を広げたからこそ、

11月に「本当に大切なもの」が見えてくる。

そして12月に、

「これは次の年にも持っていこう」

「これは、ここに置いていこう」

と選び直す。

ずっとアクセルを踏み続けることだけが、前進ではありません。

 

動く時。

静かに考える時。

手放す時。

 

その時々の流れを感じながら、自分の軸を失わないこと。

そして誰も見ていないところでも、小さなよい行いを積み重ねること。

そんな生き方こそ、時代の大きな波に飲み込まれず、自分自身の人生の舵を握るための知恵なのだと思います。

 

おわりに☕️あなたの心に、やさしい灯火を🕯️

算命学の知恵は、未来を怖がるためのものではありません。

 

今、自分がどんな季節にいるのかを知り、

その季節に合った生き方を考えるためのコンパスです。

 

私の日干である「丁(ひのと)」は、

暗闇の中で静かに周囲を照らす、小さな灯火にたとえられます。

 

丙午の強い太陽のようなエネルギーに、少し疲れてしまった時。

そんな時は、いつでもこの「丁亥のあかり帖。」に羽を休めにいらしてくださいね^^

 

10月は、世界を少し広げてみる。

11月は、本当に大切なものを見つめる。

12月は、次の自分に必要なものを選び直す。

 

そうして迎える暦の2027年。

 

そして立春から始まる丁未年。

 

未来は、ある日突然開くのではなく、

今日という一日の小さな選択から、少しずつ形づくられていくのだと思います。

 

あなたの心に、

今日もやさしい灯火がともりますように。

恵光(エミ)

 

 


 

今回の記事を書くきっかけになった動画はこちらです✨
星健太郎さんの分かりやすい解説と、弾けるような笑顔もぜひご覧ください^^

 

10月の風にのせて〜言葉で心に灯火をともす人〜

 

 

皆さま、こんにちは。宿命鑑定士の恵光(エミ)です。

10月に入り、朝晩の風にほんのりと秋の深まりを感じる季節となりましたね。

 

木々が少しずつ彩りを変え、実りの秋へと向かうこの時期は、私たち人間にとっても「今年育ててきた気持ちや出会い」を丁寧に振り返る豊かな時間です。

今日の私の日運(その日に巡ってくる星)は「鳳閣星(ほうかくせい)」。

算命学を一緒に学ぶ友人からはよく、「エミさんって鳳閣星がありそうだよね!」と言われるのですが、実は私の陰占・陽占のどこを見ても鳳閣星はありません(笑)。

鳳閣星といえば、自然体で、美味しいものを食べること、作ること、お出かけすること、そして楽しいことが大好きな、太陽のように明るいエネルギーを持つ星。

今日はそんな鳳閣星を「3つ」も持ち、かつての私がとても困っていた時に、温かい光で救ってくださった素敵な女性のお話をさせていただこうと思います。

 

 

鳳閣星が3つある宿命の不思議〜ただ明るいだけではない理由〜

その方は、ひとことで言うと「とにかく明るくて、周りをパーッと照らす人」。
コミュニケーション能力が高く、お召しになるお洋服のセンスも抜群で、私にとっても「本当に素敵で大好きなタイプ!」な女性です(笑)。

特にずば抜けているのが「言葉の選び方」。
お話ししているだけで、まるで陽の光をたっぷり浴びたような陽のエネルギーを注がれる感覚になります。

 

けれど、ただ明るいだけではなく、どこかにピンと張り詰めた「鋭いこだわり」や「深い気遣い」を感じさせる、不思議な魅力を持っていらっしゃいます。

算命学において、同じ十大主星を複数持つ宿命では、その星の性質が人物像の中に色濃く表れることがあります。

鳳閣星は本来「火性」の陽の星。ありのまま・自然体・のんびりとした伝達を意味しますが、3つ重なることで「伝達の質がより多角的に、そして人への影響力が絶大になる」という特徴が出てきます。

しかし、彼女の魅力を深く読み解くと、鳳閣星の数だけでは語れない、とても美しい星のハーモニーが見えてきました。

 

宿命が織りなす「光と感性」のハーモニー

① 鳳閣星が3つ ―― 空間を和ませる、圧倒的な自然体の光

まず目を引くのは、やはり3つの鳳閣星。


無理に人を動かそうとするのではなく、ありのままの言葉や温かい振る舞いで、どんな場も一瞬で和ませてしまう力があります。

 

鳳閣星が強い人は、存在そのものが「心の清涼剤」のような役割を果たすのです。

 

「おおらか」という文字がまさにピッタリ⭐️

 

② 主星(中心)の「調舒星」 ―― 鋭い感性が選ぶ、思いやりの言葉

彼女の不思議な魅力の核心は、中心(主星)にある「調舒星(ちょうじょせい)」にあります。

鳳閣星が「ありのままをストレートに伝える大衆的な言葉」なら、調舒星は「感性を研ぎ澄ませ、完璧な表現を追及する芸術家の言葉」。

彼女がただ賑やかなだけでなく、お話しするたびにハッとするような素敵な言葉を選び、相手の心にスッと届く気遣いができるのは、この中心にある調舒星が、繊細なアンテナで「今、相手が何を求めているか」を感じ取っているからです。

外側には鳳閣星の親しみやすさ、内側には調舒星の研ぎ澄まされた美意識と繊細さ。

 

このギャップこそが、彼女の持つ「鋭いこだわり」の正体であり、人を惹きつけてやまない魅力なのです。

 

ちなみに、「幼い若い頃はキィ〜〜〜〜!ってなるくらいかなり葛藤ありましたか!?」

って質問したことがありますが

 

「なんで私の幼い頃のことを知っているんですか!!?」とびっくりされたことがあります 笑

 

主星に調舒星があると、高い感受性と神経質さを持つため、理想と現実のギャップや細かいことが気になって「キィ〜!」となりやすい。

 

でも、そんな幼少期を過ごした方がその星を燃焼させてとても良いのです🙆⭕️

 

③ 南の「牽牛星」 ―― 凛とした品格と信頼感

さらに、職場でリーダーとして多くの人から慕われている背景には、南(行動・アピール)に輝く「牽牛星(けんぎゅうせい)」があります。

牽牛星は、責任感、役割意識、そして品格を象徴する「官の星」。

鳳閣星の親しみやすさだけだと「話しやすいお友達」で終わってしまいがちなところを、牽牛星があることで「気さくけれど、やるべきことは完璧にこなす」「筋が通った信頼できるリーダー」という凛とした軸が生まれます。

 

④ 陰占「戊申」と金性の連動 ―― 言葉が「言葉以上の価値」を持つ理由

さらに深く陰占(潜在的なエネルギー)を拝見すると、日干支は「戊申」。


そして地支には申・酉・申と、金性が強く表れています。

 

算命学において、日干「戊」は陽の土性。


五行では「土生金」となり、戊日干にとって金性は、鳳閣星・調舒星につながる「伝達・表現」の世界です。

 

どっしりとした戊の大地から豊かな金性が生まれ、それが言葉や表現となって外へ流れ出していく―――。

 

陽占には鳳閣星が3つ、中心には調舒星。


「伝えること」がこの方の宿命の中で大きな意味を持っていることが、陰占と陽占の両方から見えてきます。

 

彼女の言葉に独特の重みや輝きがあり、人の心をふっと軽くするような力を感じるのは、こうした豊かな金性と、鳳閣星・調舒星の表現力が重なっているからなのかもしれません。

 

帝王学の視点から見る「人を生かす言葉の使い方」

帝王学では、言葉は単なる情報伝達の手段ではなく、人を生かし、関係を育てる大切な力のひとつとして捉えます。

 

彼女のように、鳳閣星の明るさで場を和ませ、調舒星の繊細さで相手の心の機微を感じ取り、牽牛星の責任感で安心感を与える。

 

そこには、強く引っ張るのではなく、相手を尊重しながら自然に人を導いていく姿があります。

 

私たちは日常の中で、つい言葉を「伝えるため」だけに使ってしまいがちです。

 

けれど、ほんの少し立ち止まって
「この言葉は、相手にどう届くだろう?」と考えてみる。

 

それだけでも、言葉の温度は大きく変わります。

 

相手を思って選んだひと言は、人間関係をやわらかくし、ときに誰かの心を支える力にもなるのだと思います。

 

言葉と小さな心遣いは、灯火になる

彼女と話していると、いつも思うことがあります。

 

同じことを伝えるにも


どんな言葉を選ぶかで


相手の心に残る温度は、ずいぶん変わるのだな、と。

 

明るく場を和ませる鳳閣星
相手の心の機微を感じ取る調舒星
そして、責任をもって人と向き合う牽牛星

 

彼女の言葉の美しさは
どれかひとつの星だけではなく
それぞれの星が重なり合って生まれているように感じます。

 

そして、心に残るのは言葉だけではありません。

彼女とのエピソードを、もうひとつ。

 

ある日、書類の入った封筒を渡されたときのこと。

 

そこに貼られた付箋には、

「エミさん^^」

と、小さな笑顔マークが添えられていました。

 

ほんの些細なことなのですが
その笑顔マークに、なんだかとてもほっこりして。

 

それ以来、私も誰かに付箋を渡すとき
そっと笑顔マークを添えるようになりました。

 

人からもらった優しさは
こうしてまた、誰かへとつながっていくのかもしれません。

 

そして今日、私に巡っているのも鳳閣星。

 

宿命に鳳閣星を持たない私ですが
今日は少しだけ、その明るく自然体な世界を意識してみようと思います。

 

美味しいものを味わうこと
誰かとの会話を楽しむこと
そして、伝える言葉にほんの少し温かさを添えること。

 

何気なくかけたひと言や
ささやかな心遣いが
誰かの心をふっと軽くすることもあります。

 

かつて私自身が
彼女の言葉に救われたように。

 

言葉も、優しさも
目には見えないけれど
人の心に小さな灯火をともすことができるもの。

 

そして、その灯火は
また誰かへと受け継がれていくのかもしれません。

 

この秋は、そんな言葉や心遣いを
私もひとつずつ大切にしていきたいと思います。

 

皆さまの今日にも
温かな言葉との出会いがありますように。

 

恵光(エミ)

 

丙午が三柱を動かす2026年―自刑・大半会・天剋地冲

VIVANTがお休みの2週間、火曜日はちょっと趣向を変えて“算命学でVIVANTを楽しむ”2週連続企画をお届けします

 

 

皆さま、こんにちは。
算命学鑑定士の恵光(エミ)です。

『丁亥のあかり帖。〜五行の庭で、私という種を育む〜』へお越しいただき、ありがとうございます。

 

前回は、

『VIVANT』の音楽を手がける作曲家・千住明さんの宿命を、算命学から考察してみました。

千住明さんは、

日柱 壬午
月柱 丙戌
年柱 庚子

という宿命。

三柱すべてが異常干支。

 

さらに宿命の中には、

午と戌の半会
そして
午と子の対冲

という、

「結びついて広がる力」と
「ぶつかり、揺さぶる力」が同時に存在しています。

 

そして陽占を見れば、

作曲家だからといって中心に「芸術の星」とされる調舒星があるわけではなく、

中心はなんと

車騎星。

 

そこに龍高星、石門星、牽牛星、禄存星。

 

 

一つの星だけでは、とても説明できない。

まるでオーケストラのような宿命でした🎶

 

さて。

前編の最後で、

私は一つのことを書きました。

 

「2026年の丙午を重ねて、思わず命式を二度見した」

と。

 

今日は、その続きを。

 

 

2026年「丙午」がやってきた

2026年は、

丙午(ひのえうま)。

 

では、千住明さんの宿命に重ねてみます。

 

日柱 壬午
月柱 丙戌
年柱 庚子

 

ここへ、

丙午が巡ってくる。

 

すると――

日柱には

自刑。

 

月柱には

大半会。

 

年柱には

天剋地冲。

 

なんと、

一つの年運が、三柱すべてを違う形で動かしているのです。

 

これが、

私が「えっ!……今年なの?」と驚いた理由でした。

 

もちろん、位相法がたくさんあるから

 

「すごい年」「良い年」「悪い年」

と単純に判断するものではありません。

 

ただ、これだけ宿命全体に動きが入る一年は、

算命学を学んでいる者として、やはり目を引きます。

 

では、一つずつ見てみましょうね。

 

日柱「壬午」――自分自身を刺激する午午自刑

まず日柱は、

壬午。

 

2026年も、

丙午。

 

地支に

午と午

が重なります。

 

これは、

午午の自刑。

 

「刑」という文字を見ると、

何か怖いことが起きるのでは?

と思ってしまう方もいらっしゃるかもしれません。

 

けれど自刑は、

外側から何かに壊されるというより、

自分の中で、自分自身を刺激するような動き

と私は捉えています。

 

もっと良くしたい。

まだ足りない。

もう一度やってみよう。

ここでは終われない。

 

そんなふうに、

自分の中からエネルギーが湧き上がり、

場合によっては自分自身を追い込むような形になることもあります。

 

これを「作曲」という世界に重ねると、

少し想像が広がります。

 

作品というものは、

誰かに「もう完成ですよ」と言われても、

作った本人にしか分からない

「あと一音」があるのかもしれません。

 

ここではもちろん、

千住さんご本人が実際にそう感じていると断定することはできません。

 

ただ、

2026年の日柱に巡る「自刑」という動きを見ていると、

外から見える華やかな活動とは別に、

自分自身の内側もまた、大きく動いている一年

なのかもしれない。

 

そんな景色を想像します。

 

月柱「丙戌」――大半会で仕事の世界が広がる

そして、

私が2026年で最も注目したのが、

月柱。

 

千住明さんの月柱は、

丙戌。

 

2026年は、

丙午。

 

天干は、

丙と丙。

 

同じ干が重なります。

 

そして地支は、

戌と午の半会。

 

天干が同じで、地支が半会する。

 

算命学では、

これを大半会と見ます。

 

半会だけでも、異なるものが結びついて、

一つの方向へ大きく広がっていく動きがあります。

 

そこに天干まで一致する大半会。

 

月柱は、仕事や社会生活など、

現実世界を生きていくうえで非常に重要な場所です。

 

その月柱に、2026年、

大半会。

 

そして現実を見ると――

 

現在の『VIVANT』第2シーズンで、

千住明さんは「音楽総監督」を務めていらっしゃいます。

 

TBS公式のスタッフ表にも、「音楽総監督 千住明」「音楽 千住明・斎木達彦・兼松衆」とクレジットされています。

TBS

 

これを知った時、私は、

「なるほど……」と思いました。

 

一人の作曲家として、一曲を生み出す。

 

それだけではなく、

他の作曲家や演奏家、映像、物語、

さまざまな要素を見ながら、

作品の“音楽全体”をまとめていく立場✨

 

前編で取り上げた、社会の場所の

石門星とも重なります。

 

石門星は、

横のつながり。

仲間。

集団。

 

異なる人たちの力を束ねていく星。

 

そこへ、月柱の大半会。

 

もちろん、

「大半会だから音楽総監督になった」

という話ではありません。

 

けれど、

後天運と現実を重ねてみた時に、

「ああ、こういう形で現れることもあるのか」

と感じられる。

 

私は、こういう瞬間に、

算命学の面白さを感じます!爆  笑

 

年柱「庚子」――天剋地冲

そして、年柱は庚子。

 

2026年は、

丙午。

 

天干を見ると、火性の丙が、金性の庚を剋します。

 

そして地支は、子と午。

 

真正面から向かい合う対冲。

 

つまり、

天も剋し、地も冲する。

天剋地冲となります。

 

天剋地冲⚡️という言葉も、

かなり強烈に聞こえますよね💦

 

これも、「悪いことが起きる」

と決めつけるものではありません。

 

むしろ、

今までと同じ形ではいられない。

 

それまであった枠組みが揺さぶられ、

組み替えられたり、

新しい方向へ切り替わったりする。

 

そんな大きな変化として現れることがあります。

 

年柱は、外の世界や社会との接点、

自分を取り巻いてきた環境などとも関わる場所。

 

そこに、天剋地冲⚡️

 

一方で、

仕事の中心である月柱には、大半会。

 

ここが、とても面白いと思うのです。

 

一方では、広がる。

 

もう一方では、壊し、組み替える。

 

そして日柱では、

自分自身が自分を刺激する。

 

つまり2026年は、

ただ「仕事が広がる年」なのではない。

 

広がりながら、変わる。
変わりながら、自分自身も動く。

 

三柱が、それぞれ違う方向から刺激されている。

 

それが、2026年の千住明さんの宿命なのです。

 

「広がる・壊す・自分を動かす」

ここで改めて、

三つを並べてみます。

 

日柱 自刑
月柱 大半会
年柱 天剋地冲

 

私はこの三つを見て、

ふと、『VIVANT』という作品そのものを思いました。

 

信じていたものが崩れる。

敵だと思っていたものとの関係が変わる。

壊れた場所から、

また新しい世界が広がっていく。

 

もちろん、

ドラマのストーリーと千住さんの宿命を

直接結びつけようという話ではありません。

 

でも、

広がる。
ぶつかる。
壊れる。
また組み上がる。

 

そんな動きを持つ2026年に、

壮大な物語の音楽全体を統括されている。

 

算命学を知る者としては、

やはり、ちょっとワクワクしてしまうのです爆  笑

 

そして、申酉天中殺

千住明さんは、申酉天中殺。

 

申酉天中殺について、

時々、

「頭の良い人が多い」

という表現を見かけます。

 

確かに千住さんは、

慶應義塾大学工学部から東京藝術大学作曲科へ進み、

大学院を首席で修了されています。公式プロフィールでもその経歴が確認できます。

千住 明公式ウェブサイト

 

でも私は、

ここを単純に、

「申酉天中殺だから頭が良い」

とは読みたくありません。

 

申酉天中殺は、

算命学では西方欠落の天中殺。

 

西方は、

家庭、

安息、

結果、

物事の終着点などを象徴します。

 

そこが欠けることで、

反対側の東方――

社会、未来、これから向かっていく世界

へエネルギーが流れやすいと考えます。

 

「ここまで来たから、もういい」

ではなく、次へ。

そしてまた次へ。

 

千住明さんは学生時代から活動を始め、純音楽、映画、ドラマ、アニメ、ポップスなどジャンルを越えて数多くの作品に携わってこられました。公式プロフィールにも、その活動領域の広さが記されています。

千住 明公式ウェブサイト

 

一つの到達点に留まるのではなく、

新しい作品へ。

新しい世界へ。

そう考えてみると、

申酉天中殺の世界とも、

どこか重なって見えてきます。

 

「芸術の星」があるから、芸術家になるわけではない

前編でも書きましたが、

今回、千住明さんの宿命から、

私が改めて感じたことがあります。

 

それは、

人の才能は、一つの星だけでは決められない

ということ。

 

作曲家なのだから、調舒星。

 

画家なのだから、調舒星。

 

料理が好きだから、鳳閣星。

 

そんなふうに、

星と職業を一対一で結びつけてしまうと、

算命学の本当の面白さを、

見落としてしまうのかもしれません。

 

千住明さんの中心には、車騎星。

 

前へ進む力。

突破する力。

 

龍高星には、未知の世界を探究する力。

 

石門星には、人と人を結びつける力。

 

牽牛星には、責任を持って形を整える力。

 

禄存星には、人を惹きつけ、届けていく力。

 

そして陰占には、

壬午・丙戌・庚子という、

三柱の異常干支。

 

さらに、

半会と対冲。

 

それらが、

全部一緒になって

一人の人の宿命を作っています。

 

考えてみれば、音楽も同じですよね。

 

弦楽器だけではなく、

木管も、

金管も、

打楽器も。

 

まったく違う音を持つものが集まり、

時には美しく調和し、

時には激しくぶつかり、

その全体で、一つの曲になる。

 

宿命もまた、一つの星ではなく、全体で一人の人を奏でている。

 

今回、千住明さんの宿命を拝見しながら、

そんなことを感じました。

 

最後に―――星ではなく、「音」を

ここまで、三柱異常干支。

 

車騎星。

龍高星。

石門星。

 

そして、

2026年の自刑・大半会・天剋地冲。

 

いろいろな角度から、

千住明さんの宿命を眺めてきました。

 

でも最後に、忘れたくないことがあります。

 

どれだけ宿命を読み解いても、

最後に残るのは「星」ではなく、その方が実際に生み出された作品です。

 

今回の記事を書く間、

私が何度も聴いた映像があります。

 

千住明さんの公式YouTubeチャンネルで公開されている、

『VIVANT』メインテーマの秘蔵ライブ映像。

 

 

ぜひ、ここまで宿命を読んでくださった今、

 

もう一度、あの音を聴いてみてください。

 

前へ前へと進んでいく、

車騎星のような疾走感。

 

知らない世界へ連れていかれる、

龍高星のようなスケール。

 

そして、

勇ましいのに、

なぜか胸の奥に残る切なさ。

 

もちろん、

それが星から生まれたものなのかは、

誰にも分かりません。

 

けれど、

算命学という一つの眼鏡を通したあとで、

もう一度作品に触れてみる。

 

すると、

それまでとは少し違った景色が、

見えてくることがあります。

 

それもまた、

私が算命学を大好きな理由の一つです。

 

素晴らしい作品を生み出し、

私たちを『VIVANT』の世界へ連れていってくださる

千住明さんへの敬意を込めて。

 

そして、

10月4日からは、

いよいよ『VIVANT』後半戦。

 

TBSでは10月4日から奪還作戦が始まり、残り6話と案内されています。TBS

 

ドラマの続きを楽しみにしながら、

今度は少しだけ、

「音」にも耳を澄ませてみようと思います。

 

同じ『VIVANT』が、

昨日までとは、

ほんの少し違って聞こえるかもしれません。

 

秋分の光に寄せて。自分を育む小さな灯りを

 

 

みなさま、こんにちは
算命学宿命鑑定士の恵光(エミ)です

 

『丁亥のあかり帖』にお越しいただき、ありがとうございます

 

9月も終わりに近づき、二十四節気では「秋分」を迎えました

 

昼と夜の長さが近づき、ここから少しずつ夜の時間が長くなっていく頃
朝夕の風にも、少しずつ秋の気配が深まってきます

 

光と影が静かに入れ替わっていくようなこの季節は、少し立ち止まり、自分の心の内側を見つめるのにもよい時期なのかもしれません

 

季節が巡るように、私たちを取り巻く環境も、心模様も、決して同じところに留まり続けるものではありません

 

今日は、日々の中で少し心が疲れてしまっているあなたへ

小さな灯りをともすような気持ちで、お話をお届けしたいと思います

 

 

「置かれた場所で咲きなさい」という言葉に苦しんでいませんか?

「与えられた環境で頑張りなさい」

「どこへ行っても同じだよ」

「置かれた場所で咲きなさい」

 

そんな言葉を真面目に受け止めて、理不尽な環境や自分を傷つける人間関係の中で、じっと耐え続けてはいませんか?

 

職場での威圧的な言動
理不尽な上司
自分らしく振る舞うことのできない人間関係……

 

「私が未熟だから」

「もっと頑張らなければ」

 

そうやって自分を責めてしまう真面目な人ほど、その場所に留まり、心も身体もすり減らしてしまうことがあります

けれど、算命学を学ぶ者として、そして一人の人間として、お伝えしたいことがあります

 

咲けない場所なら、離れてもいい

置かれた場所で、無理に咲き続ける必要はありません

 

植物にも、それぞれ育ちやすい土壌があるように、人にもまた、その人らしさを発揮しやすい環境があります

 

私自身の体験談|合わない環境で灯火が消えかけた日々

何を隠そう、私自身も以前は

「どんな環境でも耐え抜くことが正しい」

 

そう思い込んでいた時期がありました

私の日干は「丁(てい)」

そして日干支は「丁亥」です

 

丁は、闇夜をそっと照らす灯火や、ろうそくの火にたとえられることがあります

 

大きく燃え上がる炎というより、周囲の空気や環境を感じ取りながら、必要な場所を静かに照らしていく火です

 

そして私の陽占では、中心星と東方の星に「龍高星(りゅうこうせい)」があります

 

龍高星は、未知のものに触れ、体験から学び、変化や改革を重ねることで自分の世界を広げていく性質を持つ星

 

同じ場所にじっと留まるよりも、新しいものに触れ、自分自身で確かめ、経験することで星が燃焼しやすくなります

 

ところが過去の私は、自分の感覚を押し殺し、理不尽さにも耐え

「我慢すること」

を選び続けていました

 

変化や自由な発想を求める龍高星をうまく使うことができず、私の中の「丁」の灯火も、少しずつ小さくなっていたように思います

 

そんな中で算命学と出会い、自分自身の宿命を知りました

 

そこで初めて

 

「自分を変えることばかり考えなくてもいいのかもしれない」

「もしかすると、自分という種に、この土壌が合っていなかっただけなのかもしれない」

 

そう考えられるようになったのです

その気づきは、私にとって大きな解放でした

 

算命学が教えてくれる「宿命と環境」の関係

では、なぜ環境がそれほど大切なのでしょうか?

 

ここから少し、算命学の視点から考えてみたいと思います

 

1.「宿命」は種、「環境」は土壌

算命学では、生まれた瞬間に与えられたものを「宿命」と捉えます

宿命そのものを別のものに取り替えることはできません

けれど、その宿命を

どこで、どのように生かしていくのか

によって、人生で現れてくる姿は変わっていきます

私はよく、宿命を「植物の種」にたとえます

 

たとえば

高山植物には、涼しく風通しのよい場所があります

 

サボテンには、太陽の光が降り注ぎ、水はけのよい場所があります

 

どちらが優れているという話ではありません

 

それぞれに合う環境が違うだけなのです

 

高山植物を高温多湿の場所に植えて

「もっと頑張って咲きなさい」

と言い続けても、本来の美しさを発揮することは難しいでしょう

 

人も同じです

 

もし今、自分らしく力を発揮できずに苦しんでいるのなら

「私には能力がない」

と決めつける前に

「この環境は、本当に私に合っているのだろうか?」

と考えてみてもいいのではないでしょうか

 

2.宿命は変えられなくても、環境は選び直せる

宿命そのものは変えることができません

 

けれど私たちは、仕事、人間関係、住む場所、付き合う人、時間の使い方など、後天的な環境の多くを選び直すことができます

 

ここに、人生を動かす余地があります

 

また、私が学んでいる帝王学の視点から見ても

 

「どこで力を使うのか」

「どこでは戦わないのか」

 

という環境の見極めは、とても大切です

 

不利な場所でひたすら消耗することだけが、努力ではありません

 

自分の特性を知り、その力を生かせる場所へ移ることもまた、一つの立派な選択です

 

逃げることと、撤退すること

諦めることと、方向転換すること

 

それは、同じように見えて、実はまったく違います

ときには、その場所を離れることが

自分の宿命を生かすための第一歩になることもあるのです

 

自分の運をひらくために、できること

もし今、あなたが苦しい場所にいるのなら

こんなことを心に留めてみてください

 

1.「逃げる」ではなく「環境を選び直す」

環境を変えることは、必ずしも敗北ではありません

自分の大切なエネルギーを、より生かせる場所へ移すこと

そう考えると、少し景色が変わって見えるかもしれません

 

2.自分の中の「違和感」を無視しない

「なぜかここにいると苦しい」

「以前の自分ではなくなっている気がする」

「ここでは自分らしくいられない」

 

そんな小さな違和感は、ときに環境を見直すための大切なサインになります

 

すぐに結論を出す必要はありません

けれど、自分の感覚をなかったことにはしないでください

 

3.まずは、小さく動いてみる

いきなり転職や引っ越しをしなくても大丈夫です

 

新しい本を読む

これまで行ったことのない場所へ出かけてみる

新しい人と話してみる

苦手な人と少し距離を取る

興味のあったことを学び始めてみる

 

ほんの少し行動を変えるだけでも、見える景色は変わります

そしてその小さな一歩が、止まっていた現実を動かしていくきっかけになることがあります。

 

おわりに|「私という種」を、自分に合った庭で育てよう

「置かれた場所で咲きなさい」

この言葉に励まされる人もいるでしょう

 

今いる場所で工夫しながら、自分の花を咲かせることも素晴らしいことです

 

でも、その言葉によって苦しくなっているのなら

無理にそこへ自分を縛りつけなくてもいいのだと思います

 

植物を育てるとき

日が強すぎれば場所を移し

水が多すぎれば量を減らし

土が合わなければ植え替えます

 

それを

「植物の努力不足」

とは言いませんよね

 

私たち人間だって、同じなのではないでしょうか

 

自分の宿命を知るということは

「私はこういう人間だから、こう生きなければならない」

と自分を縛ることではありません

 

むしろ

「私は、どんな場所なら自然に力を発揮できるのだろう?」

と、自分自身を丁寧に知っていくこと

 

そして、自分という種に合う土壌を少しずつ整えていくこと

 

そのために算命学は、とても優しい道しるべになってくれると私は思っています

 

秋分を過ぎ、少しずつ夜が長くなっていく季節

 

今夜は温かいお茶でも飲みながら

「私は今、自分に合った場所にいるだろうか」

と、そっと心に問いかけてみてください

 

あなたという種が

あなたらしく根を張り

あなたにしか咲かせることのできない花を咲かせられますように

 

その場所を選ぶ自由は、いつだってあなた自身の中にあります

 

どうか

自分の心を一番たいせつに

 

恵光(えみ)