こんばんは。
今日は少し素人が考えるには重い内容で不快に感じる方も居るかもしれませんが書きたいと思います。

この8年弱で
ガールズケイリン選手として登録された人数は
外国人を除き186人

この内何らかの理由で競輪界を去った人数が
34人で率にして約18.2%。

競輪は勝負の世界で成績が一定期間・一定の範囲より下になると強制的にクビになる代謝制度が存在します。

これは、男女の区別なく制度としてある事です。

ただし男女での大きな差は
男子は
SS・S1・S2
A1・A2・A3の6クラスで代謝対象はA3の選手です。

女子は
L1・1クラスで全て選手が対象です。

デビューしたての選手が前年のGP覇者と戦う事も普通に起こるのです。

男子は
デビュー時A3所属でいきなり前年GP覇者と対戦とはならないシステムです。

そして仮に男子が代謝対象となっても
3場所連続完全優勝をすれば、特別昇班制度により自力で回避するシステムも用意されています。

そしてA2より上位クラスには公傷制度もあり競走中の事故等、補償がされます。

一方女子は、特別昇班制度も公傷制度も皆無です。

またガールズケイリン選手が妊娠をした場合当然競走は走らなくなります。

そして産休制度も存在します。
これは当たり前だと思いますが、妊娠発覚後、不幸にも何らかの理由で流産となった場合には

翌月から代謝カウントがスタートし産休対象から除外されるのです。

こんな状況の中で選手たちは一生懸命戦っているのです。

この現実を見た時に自分の身内や友達に、ガールズケイリン選手になってみない?と背中を押せるのでしょうか?

風の噂では代謝制度に何らかの改善がされるとか、されないとか。

是非とも
早急にガールズケイリンにも班分けをして少しでも長く選手を続けられる環境を整えて欲しいと思います。

そして今日は詳しくは書きませんが
森 元選手が取り組んでいたガールズケイリン選手だけの選手会の実現に向けて動いている選手もいるようで、是非とも応援したいと思います。

長くなりましたが今日をこれで終わります。