昨日かおとといか、子ネコがたくさん出てくる映画をチラッと観ていた父ちゃんが、思い出した話をしてくれました。
「じいちゃん(自分の父親)のそばにいるネコは、この前は３匹だったけど、時々１匹どこかへ行って、２匹になってた。遊びに行ってたんじゃろ」
普通はみえないものが時々みえてしまう父ちゃんです。
以前、お父さんのまわりには、すでに虹の橋を渡った５匹のネコたちがいて、お父さんを守っていると話してくれましたが、去年の６月に帰省した時は、太郎くんとみーちゃん(夫婦)と、その子供の次郎くんがいたそうです。
次郎くんが、時々どこかへ行ってみえなくなっていたのを思い出したみたいです。
ネコたちは、お父さんの足もとや肩のあたりにいたようです。
ネコちゃんたち、これからもお父さんを頼みますよ〜
と、今度は、インド人が訪ねて来た夢を見たと言いました。
最初は「知らない人」と言っていましたが、しばらくして誰か思い出したようです。
十数年前の話しです。
父ちゃんが40歳になる前くらいに、会社で受けたＴＯＥＩＣの点数が、会社の決めた基準に達しておらず、インドでの１ヶ月間の「ビジネス講習」という名の罰ゲームに行かされました
受けた人ほぼみんな行ったそうです
でも、点数は良くなかったものの、英語は聴く分には大体理解できるという父ちゃんは、激務から離れてインドへ渡るのは、気分転換になって良いのではと思いましたが、実際楽しかったと言っていました。
３食カレーの食事はつらくて、父ちゃんが持って行ったサバ缶を開けると、「ご飯に汁をかけてくれ」と列ができたとか
ほとんどの人は、行ってすぐに香辛料や水でお腹をやられてしまうのですが、日本の薬は効かないため、病院で処方された水薬をペットボトルの水に入れて飲んだそうです。
父ちゃんは、最後のほうでシャワーの水が口に入って下痢になったとか。
英語でのビジネス講習なんて、頭に入る訳もなく、オマケに父ちゃんより前に行った人が「○○というやつが次に来るからイジってやって」と、講師の先生に言い残して帰ったので、よく当てられたのだそうです
説明が長くなりましたが、父ちゃんの夢に出て来たのは、軍曹というニックネームだったその先生だったのでした。
夢の中でドアチャイムが鳴って、玄関のドアを開けたら、インド人が立っていたので、びっくりして目が覚めたと言いました。
厳しいけれど、イケメンな先生だったそうです。
その罰ゲームのような制度は、その後なくなったので、先生の消息はわかりませんが…
お元気だといいね、と父ちゃんと話しました。
ちなみに、インドのお土産で１番良かったのは、ショッピングモールの中のお土産物屋さんで売っていたという紅茶でした。
本当に美味しくて、「またインドに行って来て」と頼んだほどです
同じお店で買ったガネーシャは、今も家の神さまコーナーに鎮座しています。
２年前に腎がんの手術をして家に帰ってきてからは、それまでみえていた私の祖母やお義母さん、黒い影などをみなくなりました。
去年の２月に、わたしの叔母の葬儀で叔母の姿をみて以来、何もみていないと言います。
その後入院は何度もしていますが、父ちゃんの身体と心の状態は悪くないという解釈をしています。
父ちゃんの入院まで、あと８日になりました。
毎日父ちゃんの状態やおしっこを観察していますが、今回はこのままいけそうな感じです
あと少し、頑張れ父ちゃん
今日も読んでくださり、ありがとうございました