先日、父ちゃんが救急搬送された時に、「もっと早く準備しておけば良かった」と思ったもの…
それは、介護用のおむつです。
6年前、父ちゃんが脳出血で倒れた時、病棟の看護師さんに言われました。
「下の売店でおむつを買って来てください」
「おむつ、ですか」
数日前までスーツを着て仕事に行っていた、49歳の誕生日を迎えたばかりの父ちゃんでした。
おむつが必要になるなんて思ってもみなかったので、ショックで涙が出そうでした
幸いなことに、その後すぐにおむつは必要ではなくなり、再発した時も同じでした。
去年の入院の際に腎盂腎炎で頻尿になり、夜中から朝まで何度もトイレに連れて行き、大変だった話を後日ケアマネさんにした時、
「尿瓶を用意しておくっていう手もありますよ」
と、アドバイスしてもらったけれど、「尿瓶は無理」と父ちゃんが言ったので、そのままになっていました。
今回、救急搬送された時に、搬送先が決まらずに時間がかかった上に、少し遠くの病院へ運ばれたので、頻尿になっていた父ちゃんは救急車の中で「着いたらトイレに行く」と言っていました。
けれど、病院に到着後は、私は処置室には入れなかったので、トイレに連れて行ってあげられず、間に合わなかったのです。
入院になることも考えて着替えを用意していたため、おむつ姿でタクシーに乗って帰るのは回避出来たから良かったものの、こんな時のためにおむつを用意しておけば良かったと思いました。
それまで思いつかなかったのは、どこかで、「おむつをはかせるのはかわいそう」と思っていたからかも知れません。
でも、トイレに間に合わなかったほうが、もっとかわいそうでした
家では布団で寝ているので、トイレに行く時はリビングまでお尻をついていざって行き、ソファーに上がり、下肢装具を付けてトイレに行きます。
なので、とても時間がかかるのです。
本当に切羽詰まっていたら、絶対間に合わなくなります。
そこで、救急搬送から2日後の泌尿器科受診の前に、父ちゃんと相談して初めてパンツタイプのおむつを買いました。
調子の悪い時はトイレが近いので、これで安心です
けれど、それでも朝起きるまでに(漏れないか)心配で、10回くらい目が覚めてしまうと言うので、
「父ちゃん、そのためにおむつを買ったんだから、心配しなくて大丈夫だよ。それに、もう良くなってきてるからね」
と言ったら、その日の夜は5回に減りました。
前から眠りが浅く、5回くらい目が覚めるのは普通なのです。
念のために、防水シーツも用意しておこうということになり、楽天でポチしました。
赤ちゃんの写真だけど、大人が使ってもいいよね
これで安心して眠れるといいな
あと、結石で尿路感染症を起こすのを予防するために、クランベリージュースも
150%のほうはかなり酸っぱいので、半分の量をコップに移し、骨密度を高めるMBPドリンクとハチミツを混ぜて飲んでいます。
この際だから、尿瓶も買っておくことにしようと、amazonでポチしました。
腎臓が悪くなって高熱が出ると血圧も上がって、何度もトイレに行くのは身体に負担がかかり過ぎると思ったので、買っておこうと父ちゃんに言いました。
使わなけばそのほうが良いけれど、準備だけして置けばいざという時も安心だもの。
これが、今回の救急搬送での収穫でした。
こういった経験の積み重ねで、柔軟な考え方が出来るようになっていくのですね
ちょっとレベルアップした父ちゃんと私でした
今日のお昼は、夏季休暇に入ったけど何もすることがない息子のおごりで、チキン南蛮弁当でした
美味しかったです
今日も読んでくださり、ありがとうございました