チップについての疑問と回答 *補足 2022/03 | Parisのちっちゃい柔道家meguguのブログ

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パリで柔道を教えているmeguguです。海外生活好きで20カ国以上を旅して現在は何となく来たパリでPACS中です。普段はのんびり絵を書きながらレストラン巡りをしています。食べることが大好きなのでグルメを中心にブログを書いています。よろしくお願いします^^

☆202/03/13「レシートにチップ込みと表示があった場合」について一番最後に補足を付け足しました。
チップについて。

動画でご覧になりたい方はこちら↓

https://youtu.be/0XYUVGWRO8I  



チップと言われても日本人にとっては馴染みのないもの。

フランスに来たらチップをあげる文化だってことは知っているけど。。。

チップって絶対に払うものなの? いくら払ったらいいの? 
などなどたくさんの疑問が湧くはず。

そこで、今回はそんな疑問多きチップについてなるべく完結に分かりやすく書いてみようと思います!☺


では早速!!



チップって何?
チップは簡単にいうと、サービスやスタッフ•お店に対してお礼として払うお会計以外のお金。



フランスでのチップに対する感覚は?
気持ちを表す手段であり、身近で当たり前のもの。
例えば、日本でご飯を食べ終わった後に「ごちそうさま」と言うのと同じ感覚。その「ごちそうさまが」= 「チップ」になる。
日本人にとってチップは馴染みがなく、人によっては余計にお金を出す事をもったいなく感じてしまうかもしれないけど、フランスではチップは1つのマナー
"嫌な思いをしなかった" かぎりは置いていくのが当たり前。(もちろん自分の意思で)
逆をいうと、チップを置かなかったら「何か不満があった」と受け止められる事もある。

☆注意☆
とくに日本人観光客はチップを置いていかない人が多いけど、これは場合によっては失礼でもあるので注意が必要!
とくに、長居をしたり•何度もお水をもらったり•こちらの要望に親切に笑顔で対応してくれた時などには礼儀としてチップをおいた方が良い。

他にも
「ありがとう/すごいね/イイネ!/良かったよ/美味しかった/楽しかった」 などプラスな感情 = チップ になる。

☆コツ☆
忘れてはいけないのは、ここはフランス!ということ。日本レベルのサービスは求められないので日本人にとっては「良かった」ではなく「悪くなかった」という基準になることが多い。
ちょっと待たされるのはパリでは普通と思い気長に構えよう!



どれくらいの金額?
チップはあくまでも感謝の気持ちを表すためのもの!! アメリカのように必ずお会計の○○%
払わなければいけないという決まりはない。
なので、絶対にいくらという基準も特にない。
もちろんサービスが悪いと感じたならおかなくてもいいし、 逆にとても良いサービスに感じたなら そのぶん多くチップを置く。

決まってないと言われても...結局どれくらいなの?

一例として

参考にmegugu が普段平均的に払っているチップの金額を書いてみた 。<1人~2人で行った場合>
☆(サービスが良かったり満足度が高ければ惜しまずにプラスするよ!)

•カフェでドリンク <1€~2€ /1組>
•カフェやビストロなどでお食事 <2€~3€ /1組>
•カジュアルなレストラン <3€~5€ /1組>
•かしこまったレストラン <5€~ /1組(人数が多ければ10€~)>
•カジュアルな星付きレストラン <5€~/1人>
•高額な星付きレストラン <10€~/1人>

• スタバやマックなど特にテーブルサービスを受けないファストフード店•テイクアウト•パン屋さん などではチップは置かなくて良い。


~臨機応変に~

例えば...

○歩き疲れて一休みにコーヒー1杯をオーダー。サービスも悪くなく普通だった。コーヒー1杯のみですぐにお店を出た。<特に気に入ったサービスだった時以外はチップは置かない>

○お友達とカフェでケーキ•コーヒーをオーダーしてお喋りを楽しんだ。
<50セント~ 1€>

○カフェやビストロで軽食やお食事をした(テーブルサービスをうけた)。長く居座った。サービスも普通。 
<2€>

○ビストロでお友達と3人でディナー。お料理も美味しくてサービスも良かった。
<5€>

○ムーディーな星付きレストランでデートディナー。お料理も雰囲気もよかった。
<20€>

○三ツ星レストランで記念日にディナー。
<40€>


☆注意☆
小さすぎる小銭(銅色のコイン)は逆に嫌がられるので注意! 小さくても10セント(金色のコイン)からで合計金額で50セントくらいにはなったほうがいい。


チップを渡すタイミング
チップは必ずお会計後!
直接渡すのではなくテーブルに置いていけばいい。 何も言う必要はない。

☆コツ☆
•カード払いの時にはカードを切る際に「合計金額+チップの金額を足した料金」を口頭で伝えて支払いをお願いするのもあり。
これはとってもパリジャンぽい😁

•チップは担当したテーブルの人やスタッフ全員で分けることが一般的なので、もしも特定のスタッフに渡したい場合には「あなたへ」と言いながら直接手渡しをしよう。



その他よくある質問~

•ベッドメイキングにも毎日チップが必要? 

>特に必要ありません。もしもあげたい場合には、最終日にテーブルの上置いておけばOK! 

☆注意☆
ジャラッとテーブルに小銭を置いておくとチップと間違われる場合があるので必ずお金はどこかに締まっておこう!


•メトロ内などで音楽や歌を歌った後にお金をもらいに来る人へのチップは必要? 

>気持ち次第。メトロ内や駅の通路•ホームなど施設内で何かパフォーマンスを行っている人達はちゃんと許可を取ってやっている人達です。 
気に入ったらあげる!!それだけv(^-^)v

☆注意☆
よくホームレスや物乞いがメトロ内でお金をねだってくる。見分け方は何かパフォーマンスをしているのかどうか。もちろんホームレスにもあげたいと思ったら上げれば良い!ここは自分の気持ち次第。
フランス人は基本的にお金に対してシビアなのにwこういう部分にはなぜか寛大。ねだられた時にポケットを探り入っていれば上げるという人も多い。



♡以上チップについてでした(σ・∀・)σ♡
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どうでしたか?? 


とにかく!

「良かった!」「イイネ!」と思ったら上げればいい!

それだけ😆👍

○既にチップ文化に慣れているmeguguには浮かばない疑問もあるかもしれないので、もしもチップについて他に質問があればお気軽にコメント下さい。☆-( ^-゚)v

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補足☆「レシートにチップ込みと表示があった場合」は?
>レシートを良く見ると「チップ込み」と書いてあることもあります。ですが、これは元の価格設定にサービス料が含まれている場合がほとんどで、チップによってオーダーしたもの以上に金額が変わることはありません。
そしてそれが本当にチップになっているかは疑問で、表示があるのはあくまでも表示上😅もしくは支配人やお店の物になるだけでサービスしてくれたスタッフへ渡ることはないものだと考えて良いと思います。
なので、サービスをしてくれた人へ感謝の気持ちとしてチップを渡したい場合には現金などで置くのが一般的です。

♡もちろん個人の判断ですが参考までに、
私や私の周りのフランス人でレシートに表示があるからといってチップを置かないという人は今までいない(そもそもそこまで細かくレシートを見ない)ので、記載あるなしに関わらず「ありがとう」の気持ちとしてチップを渡したら喜んでもらえるのではと思います^^

また、
⚠️「フランスでチップを置く人は少ない」というネット情報もありますが、これは少し疑わしいです。 
実際にパリで生活をしていて周りを見ていてもチップを置いている人がほとんどです(学生はお金がないので置かないこともある)。 星付きレストランなどには地元のフランス人だけでなく外国人(観光客)が行くことが多いので、チップ文化を知らずに置かないということもありえますが、私自身の感覚では恥ずかしいと感じます(相当気持ちとお金に余裕がないケチな人のような感覚)。←(もちろんサービスに満足いかなければ出しません) 
実際にレストランで働いている人(一般的なレストラン~高級レストランまで/複数人)に聞いても、観光客以外はほとんどの場合チップを置いていくそうです。☆特にサービスを受けないカフェでは置かない人も多いようですが→私は置きます。
チップは無理してまで置くものではありませんが、「お金」という感覚から少し離れて「気持ちを表す形」として捉えてみたらチップというものの感覚がつかめるのではと思います^^

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