10日間ほどの一時退院を終え

手術の為再入院


長男には前回の退院時、主治医から

「明日からお家帰ってもいいけど

また病院へ来て入院してもらわなアカンから嫌がらんと来てや~」と言ってもらっていた


何故か主治医の言う事は守らなアカンと思っている様で今回は思いのほかすんなり戻れた


その日、術前のMRI、CT、レントゲン、心電図、麻酔科医の話、同意書にサイン


そして腫瘍摘出の執刀医、脳外科の先生から今回の手術の説明をしてもらう日


主治医は血液腫瘍科の先生

手術は脳神経外科の先生となる


約束の時間に先生が来られ夫と別室へ行こうした時「俺も行く」とはっきり言った長男


本当は聞かせたくなかったけれど自分自身の事

知的に障がいがあり完全に理解が出来ずとも

誰よりも聞く権利がある


「うんうん一緒に行って話きこな」


今回は術後から予定されている次の治療の事を考え、なるべく早く回復するように

眉毛の部分を切開し硬膜、頭蓋骨を外し

内視鏡を使い摘出するとの事

サラッと説明されるけど全く想像がついていかない


この時点で長男目に涙が溜まり出す

「それ痛い?」としきりに言い出す


「麻酔という薬を使って寝てる間に全部終わるから大丈夫やで」と聞いて「わかった」と

医師の話をちゃんと聞いて納得している様だった


1つ希望を込めて私が医師に尋ねた事

今回は初発の時とは全く別の箇所の

左前頭葉にできた腫瘍

もしかして髄芽種の再発ではなく、全く別のものができたとは考えられないか?と


「取った腫瘍は病理検査に出す、可能性はゼロではない」と

雰囲気でなんとなくあっゼロに近いなと思った…


術後も合併症などもなければ早ければ7〜10日程でこの入院自体は終了との事

前回の経験からもっと長くかかると思っていたのでそこは素直に嬉しい




今回の再発を伝えた友人が2人


週に2、3回仕事がらみや職場が近くて

必ず会うので私の姿が見えなくなると何かあったとすぐにわかってしまうから


うち1人は幼なじみで息子の事も産まれた時からずっと知っている


手術の前日の夜病院へ来てくれた


「何も出来へんからー

 もう大阪のおばちゃん思いつくのは

 石切さんしかないやん」って

しかもお守り持って病院の周り回って

念を送って帰るわって


「おいおい寄っておくれ‼︎」

慌てて呼び戻すLINEをおくる


病室まで来てくれてほんの5分程やったけど

長男の顔見てお守りくれて

大好きなの播磨屋のはりま焼きを沢山持って来てくれて


病室でバリバリ食べにくいって 笑笑

ありがとう本当にありがとう



そしてミセスの"Dear"


初めは歌詞を追うほど苦しくて


でも朝病院へ向かう時に聴き

夜帰る時にも聴いて

その内病室でMVをみだして

今現在厚かましくも私への応援歌だと感じてる

2番の歌詞がささりすぎて音源も素晴らしくて壮大で今日もまた背中を押してもらってる


先日の横浜アリーナの対バン

皆さんのレポをたくさん読んではドキドキわくわく

色々思いを巡らせては束の間の幸せなミセスタイム

沢山の元気を届けて下さり

本当にありがとうございますクローバー