長男には小学1年生の頃から

てんかんの持病があり

大きな病院の小児神経内科へ

定期的に通院していた


支援学校中等部3年の12月頃から

歩き方が時折フラフラしたり

すぐに眠たいと言っては

隙あらば横になったり

時々てんかんの発作も


翌年に入り学校からも連絡帳に

体幹がふらついていて

鉛筆も上手く持てていない等指摘があった


この頃はコロナ真っ只中で度々休校や

濃厚接触者になると保健所から連絡が入り 

検査に行かねばならなかった


世の中とてもピリピリしていた時期


さすがにうちでもふらつく姿と

熱はないのに嘔吐し出したので

病院へ連絡し予約外だったが

急遽診てもらう事に


この時の私は

てんかんの発作が頻回に出ているのかな?

と思っていた


病院に着いてもずっと待合で

横になっている姿を見た主治医が


「今CTに空きがあったから 

念の為先に撮ってきてもらおかな」と


そして待つ事1時間程で診察室に呼ばれ

主治医から画像を見せられた


「ここ白くなっている所

これは腫瘍だと思います

今からお父さんも呼べますか?」


ちょっと何を言われているのか

頭がついていかず

その時の記憶も途切れ途切れ


夫にすぐにきて欲しいと

連絡だけは済ませた


そして夫と共に脳神経外科の

のちに腫瘍摘出手術をしてくれる先生からの

説明を受ける


脳腫瘍が原因で水頭症をおこしている

今からこのまま入院し出来るだけ早く

手術をする必要がある事


それ以外の話はほほとんど記憶にない


言われるがまま看護師さんに連れられ

息子と2人小児病棟へあがる


とてつもない恐怖と不安しかなかった

こんな感情はうまれて初めて


障がいがある上に脳腫瘍って…


なんでこの子ばっかりなん

神様はいないよな


息子の眠る姿をみながら

ただただ泣いたあの日







今朝1人で

いつもの迎えの車を待つ場所に行ってみたら

足元に可愛らしい花が咲いていたよ

一緒に見て

いつものたわいもない話をするはずだったのに


再発……


なんでよね…

新しい環境でめちゃくちゃ楽しく

過ごし出したとこなのに


沢山パワースポット巡って

神社にも行っていつも祈ってたのに

なんでよね…


今現在息子は入院している


再び闘う事になってしまった


息子の事

よく知ってくれている人にほど

再発の事を言いづらく

ほとんど伝えられていない


なのでここへ息子と共に闘う日々を記録し

時折わたしの気持ちを吐き出そうと思う


そろそろ3年前の闘病生活の事を

きちんと記録に残そうと思っていたから


過去の事とまさかの現在進行形を

合わせる事になってしまったけれど



うちの中2の次男が

いつの日か読み返す日を思いながら

読んだら兄の闘病の事

全て理解してもらえる様に

しっかり書き記そうと思う