昨日劇団MONO の『なるべく派手な服を着る』を観てきました。

初のスズナリ。思った以上に外からみるよりも狭かった。

何と言っても階段が怖かった…(((゜д゜;)))

上がるときに足を踏み外しそうになりました。マジで怖かったー。


A席からはイス席だったのですが、その前に3列くらいベンチ席(?)がありました。

座席番号は不明ですが(汗)、かなりの密集感!

早めに席に着かないと、端ではなさそうな座席の人は自席に着くのに大変そう…。(横は12列くらいでした)

(サモアリの時は早めに行った方がよさそうだ…)


さて本題。

東京公演は16日までまだやってますので、ネタばれになります。

ご注意ください。





某テレビドラマで主宰の土田さん脚本のドラマを見て以来好きになった劇団MONOの本公演。

楽しみにしておりました。



四つ子の兄・五男・六男(養子)とその妻2人・彼女1人のお話。

四つ子の兄4人は養子の末っ子(六男)をとても可愛がるが、五男のことは名前すら忘れてしまう。

小さい頃から存在感の無かった五男の苦悩を描いたストーリーで、タイトルはその五男が目立とうとするべく「なるべく派手な服」を着るというお話。


第一印象は「大人なお芝居」という印象。

何気ない日常の会話なんだけれどところどころ笑わされるというか、結構ドロドロとしたところもあるけれど、基本コメディタッチなので絶妙な感じでとぼけたセリフが可笑しくて、とても楽しめた。


六男役のヨーロッパ企画の本多さんがとてもよい味を出してた。

あの喋べり方がまた「末っ子」らしくて、愛されて育った末っ子的な雰囲気を醸し出してて良かった。


あと人間描写の面白さ!最高!!
四つ子のそれぞれのキャラの書き分けも個性的ですが、気になったのは女性3人のキャラ。

ヨーロッパの松田さんはホントに綺麗な方でした。

いつもわりと見た感じに近いキャラクターを演じられることが多いので、今度はそれを突き破るような破天荒な(笑)役を見てみたいー。

次男の内縁の妻役の亀井妙子さん。とてもステキだった。声がもろツボに入りました!!

不気味な存在感で圧倒でした。

四男の妻役の山本麻貴さん。

関係性が「大臣と奴隷」からひっくり返ったところが最高によかったです。

気持ちいいくらいスパッと流れが変わって、一番の笑いどころでした。



そして、セットがまた!!もうステキ。

古き良き日本家屋という感じのセット。

とにかく迷路のような家なので、役者があっちこっちと色んなところから出てきて、またそれも楽しい。

狭いあっちこっち継ぎ足した家の感じがよく出てたのではないでしょうか。



次回の公演は来年の2~3月の予定だそうです。

来年の公演も是非見てみたいです。