2週間後、病院受診が終わり施設から呼び出しがかかった。


その日は義父も外出して一度実家に戻ってみようって事前に伝えてもらった。

義父と合流する前に病院受診の結果を聞きに

診断は脳の萎縮は見られるが、アルコールによる萎縮で認知症とまでいかない。

今回診断は
軽度認知機能障害と診断された
と医師から説明があった。


だからですね。実は今のとこは認知症専門だから出てもらわないといけない。ただ一般はもう満床で空きがないと言われた。




お見舞いに行った別の身内からも牢獄みたいだから早く出してあげたい。(だからって自分はこうしたいとは言わないけど)

私達も早く出してあげないとはと思っていた。



外出して実家に戻った時に、義父に同居の話を持ちかけた。首を横に振る義父に、この家では一人暮らしはさせれない。俺たちが家を用意する。それかまた別の施設で暮らすか?決めてくれと旦那が告げた。


今は答えなくていいからゆっくり考えてくれ。




認知症じゃなかったと分かったから、すぐに出してあげようと旦那に言われたため、私もすぐに行動した…。








と言っても実ある老健施設に話をしていてたので、手配済み。そこからそっちの動きがあったら連絡ちょうだいと言われていた。

義父の気持ちが固まったらお願いしますと伝えていた。


生まれ育った町から高齢で離れることの決断は辛いことだし、出来れば私達夫婦が移り住むべきだけどことなんだけど仕事がない地域のため無理だった。


本当に申し訳ない…。


義父が決めるまで面会しては説得した。

リミットは迫るし、でも義父は一人暮らしをさせてくれ言うけど改修はしたくないとか言い出すしで大変。


何度目かの説得でようやく同居が決定した。


施設の職員によると同居をする話や地元を離れる決意をしたことを前から話していたとか。
早く言って欲しかったなぁ。


同居までの道のりまだまだ続く。