流産手術終了 | 上を向いて歩こう~不育症megの気まぐれブログ

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2012年橋本病でチラージンを内服しながら長男出産。
2015年7週と9週で繋留流産。その後検査を行い抗リン脂質抗体症候群の診断。
2016年4度目の妊娠で、妊娠4週からバイアスピリン内服、ヘパリン自己注射を行いながら11月元気な次男を出産しました。

昨日二度目の繋留流産手術が無事終了しました。

予定通りの14時入室。それまでの時間は前日夕食以降絶食のため、空腹と闘いながらも漫画を読んだり夫と話したり個室で懐メロ有線など聞きながらリラックスして過ごした。

術前に医師がきて、とった胎嚢を染色体検査に出すかを相談。

わかることは今回の胎芽に染色体異常があるかどうか。
異常があるなら染色体異常だから流産した、異常がないなら母体などに異常があるということ。費用は35000円。

夫と調べてもらおうと決めたけど先生的にはあまり意味がないような口振り。

どうせ後々不育症検査等行うなら母体の異常は調べられるのかなと思って今回は見送ることに。

息子を出産しているからそんなに母体異常は疑ってないみたい。

15分前に入室を知らされ、前投薬の筋肉注射。ドルミカムと硫酸アトロピン。

前回もこの前投で意識朦朧。

前投投与から5分くらいで目の前がぼんやりしはじめてまたしてもベットで運ばれた記憶が曖昧。気づいたらオペ室にいて何かしゃべった気もする。

体位を整えるのに足を固定され、何かしっくりこない体位だなーと思ってるうちに気づいたら病室。

これから行くのか終わったのかもわからず「終わったの?」とうつろに聞いて、看護師が「終わりましたよ」と。安心してまた寝た。

目が覚めるまで何回かT字帯の中の出血確認された記憶もある。

ふと目が覚めたら夫の手を握ってまた寝るのを数回繰り返すこと2時間。何度か看護師が来て点滴抜いたり、会計だけ17時までに済ませること、術後の生活など夫に伝えてたけど夢心地で聞いていた。

17時前やっと飲水、離床してまだフラフラで息子のむかえがある為17:30には起こしてと夫に告げフラフラしながら帰宅。

聞けば前投薬の効きが良く、麻酔はソセゴン1A程度の静脈注射とか。診療明細にはソセゴン2Aホリゾン1Aの記載があったけど前回流産手術のときも同じ内容の記載だったから使用は状況見てなんだと思う。

ソセゴン中毒があるくらいだからこのレロレロ感がくせになるのかなー。

車でも寝て、家に帰ってご飯食べてまたソファでウトウト寝て、21時子供と就寝。
ウトウトしすぎて薬飲み忘れたー!

さすがに5時前に目が覚めた。昨日の14時以降ほぼ寝てたもんなー。

出血は鮮血が2×10センチ程度。腹痛は軽度のみ。

精神状態はほぼ安定。

入院中もたまに話しててジワッとくることはあっても落ち着いていた。

冷たいのかな。2週間かつてないほど落ち込んだから気持ちの整理がついたのかな。

2度の流産を経験して改めて妊娠継続の難しさ、出産の尊さを感じた。横で寝息を立てている愛する息子が無事に産まれてきたことに本当に感謝しなきゃ。

前回今回流産したけど、赤ちゃんとは呼びたくなくて、やっぱり息子の命名したフクロウちゃん。

息子には最初の流産のときに、赤ちゃんいなくて袋しかなかったのと言うとフクロウぎ産まれると楽しみにしていた。

ふたつのフクロウちゃんは命になろうと頑張ったけど、色々な試練を乗り越えられずフクロウのまま旅立っていきました。
でもお空をたくさん飛んで力を付けてまたフクロウちゃんはお母さんのお腹に戻ってきてくれるんだよ。今度はきっと強い命の力をつけて還ってきてくれるからね。

息子にはそうお話します。

フクロウちゃん、つかの間の幸せをありがとう。