妊娠8週 心拍確認?? | 上を向いて歩こう~不育症megの気まぐれブログ

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2012年橋本病でチラージンを内服しながら長男出産。
2015年7週と9週で繋留流産。その後検査を行い抗リン脂質抗体症候群の診断。
2016年4度目の妊娠で、妊娠4週からバイアスピリン内服、ヘパリン自己注射を行いながら11月元気な次男を出産しました。

今日は仕事を休みをもらって婦人科受診。

とうとう流産確定の申告をされるのかと気が重い。

でも半ば諦めているから前の健診よりは気が楽だった。

それでも夫には1%くらいはどこかで赤ちゃんがまだいるんじゃないかと考えちゃう、それが辛いと話した。

子供を保育園に送りそのまま車で病院へ。

今日は婦人科の主治医の先生は、外来担当じゃないけど私の予約のために病棟から降りてきたんだと思う。

私しか予約いないからか受付後誰よりも先に呼ばれた。

軽く問診後エコーへ。

前回ほどの恐怖はない。

内診台に登りエコーをみる。

やっぱり画面には真っ黒な袋が映し出されてた。


奇跡は起こらないよな。

諦めて天井を眺めてた。

先生はいろんな角度からずっと見て拡大したり何やらやっている。

私も見るとたまに袋の中に白い点が見える気もする…

「先生何か見えるの?」
「うーん、微妙なんです」

うそーとまた涙が溢れる。そしてより精度の良いエコーがある隣の診察室へ移動してもう一度見た。

私には何も見えない。

そのうち先生エコー画面を自分の方に向けて色々見てたので私は天井を眺めてひたすら祈った。

先生「これ、見てください。おそらくこれが赤ちゃん。」
そこには形にならない白い点。

先生「よく見て」

動いてる!!

信じられない。あきらめてたのに赤ちゃんいた!
がんばってたんだ!!

涙があふれた。

先生「赤ちゃんと心拍は確認できましたね。でも心拍は遅いのと、8週にしてはやっぱり小さい。2ミリです。」

内診台から下りて話をした。


赤ちゃんが出来始めの最初は心拍が遅く徐々に速くなることはある。でも週数からもとても小さく今後心拍は止まる可能性もある。どちらかは今の段階ではわからないので経過を見る。
ただ、経験上こういう経過では心拍停止する可能性が高い。不安だとは思うが一週間後にまた診察してみましょう。

との内容。


とても複雑な気持ち。素直には喜べない。

諦めていた妊娠の可能性は0ではなくなった。

でも

これで一週間後心拍停止していたらまた一段と大きな悲しみに襲われる。

そしてその可能性は高いとも言われた。

前回流産したときは心拍確認はできなかった。定期受診の時には空の胎嚢しか見えなかったけど、出血して進行流産になったときの最後ののエコーには赤ちゃんの形が見えていた。きっとその時も一度は心拍を打ったんじゃないかと思った。

心拍確認前の流産なら受精卵の進化系を体から排出すると幾らか割り切った部分もあったけど、心拍を見てしまったらそれは命になる。

複雑で涙も出ないけれど笑えもしない。

今は信じるしかない。

一週間後びっくりするくらい大きくなり元気に心拍を打ってる赤ちゃんを想像するしか救われない。


今日は仕事は休みをもらっていたけど、精神的にはわりと大丈夫だったので職場に電話する。師長は無理せず休みなと言ったけど、9:30に会計も終わりもともと職場も隣だし今日は急に休みをもらって穴をあけているので出勤することにした。

家にいても仕事を休んだ罪悪感で落ち着かないと思ったし。

スタッフにも流産は首の皮一枚でつながったことを伝えみんな複雑な表情。そうなるよね。


それでもやっぱり一生懸命赤ちゃんを見つけてくれた先生には感謝してる。

一生懸命生きてる赤ちゃんを見逃してしまったら、命はそこにあるのに悲しい選択をしていたから。

生きていてくれてありがとう。

信じて時を待ちます。

明日から念の為チラーヂン50に増量しよう