どうもオレンジメガネです。
パッションフルーツの栽培における水の重要性と
オレンジメガネが実施した水やりの自動化方法について
紹介させていただきました。
今回は害虫対策についてです。
我が家のパッションフルーツは
実のところ害虫対策できておらず
アザミウマにより葉が奇形になっていたり、
カメムシに果実を吸われたりしています。(汗)
夏は害虫の成長が早くなる?
昆虫の成長は
発育積算温度の法則 に準じています。
なんだか難しそうに聞こえるかもしれませんが
昆虫の成長には温度が影響しているという内容です。
※ 1日の平均気温を足していき、
その昆虫特有の温度になったら次の姿になります。
(例 幼虫→成虫)
夏は1日の平均気温が高いので
成長が早くなります。
つまり、卵を産めるようになるまでもはやく
増殖が速いということです。
夏にハエや蚊が大量発生すると感じる
要因の一つになっているかもしれませんね。
アザミウマってご存じですか
きゅうりやトマト、ピーマンなんかも食害する害虫です。
見た目うねうね動くため、
ハエの幼虫のように見えますが
アザミウマの成虫はブラシの様な羽をもってます。
アザミウマは粘着トラップ(黄色、青色)で捕獲することができます。
しかし、ぶら下げた粘着トラップで
捕獲できるのは羽をもつ成虫だけです。
数の把握には有効ですが
徹底的に捕まえようと思うと大量の粘着トラップが必要となります。
農薬の種類
粘着トラップのような
物理的に捕まえる資材だけでは
害虫が増えすぎて
手に負えなくなることもあります。
最終的には
農薬に頼ることもあるでしょう。
農薬には
① 気門封鎖剤(オイルや食品添加物など)と呼ばれる
害虫のからだにべったりとつき、
呼吸器官の気門をふさぎ
窒息させるもの
② 化学資材と呼ばれる
化学成分で殺虫するもの
③ 生物資材と呼ばれる
害虫を食べる生物を放つもの
があります。
農薬というと②をイメージする人が多いと思いますが
さまざまな種類があります。
①は対象害虫にしっかりかからないと効果がありません。
②は花粉症の薬が効かなくなってくるように、
繰り返し同じ農薬をまき続けると効かなくなります。
③は餌となる害虫を食い尽くすことはしないため、
完全にゼロにすることはできません。
状況を見て選択していきましょう。
外で栽培していると
食物連鎖が起きているため
害虫を食べる生物がやってきているかもしれません。
観察してみましょう
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