「たけだ」と言えば皆さんは何を思い出すのでしょう?「たけだ」と言えれて「サラダパン」と迷わず答えていたとしたら、福島市民度はかなり高めかもしれません。

昭和44年、福島市山下町に誕生した1軒のパン屋さんが生みだした奇跡の惣菜パンは誕生から半世紀以上たった今も福島市民の記憶に深く刻まれ、今尚愛されています。

すごく個性的で何処にも存在しないものかと言われれば、何処にでもありそうで・・・、すごく美味しくてグルメを唸らせるような味かと言われれば、そうでもないかもしれない。

ほのかに甘いミット型のパンに、玉ねぎ・きゅうり・人参などの野菜が入ったポテトサラダを挟んだサラダパン。ポテトサラダの味もマヨネーズ味でとてもシンプル。

でも、優しくいつ食べても安心感を与えてくれる美味しさがあります。

マヨネーズから手作りするなど添加物を一切使わずに手作りで半世紀作り続けてきた店主の思いが、みんなを虜にし、優しい味わいで包み込んできました。

たけだと言えば、サラダパン!

永く福島市に残っていって欲しい逸品です。

■たけだパン
   福島市 山下町1-2


たけだパン(食べログより)