g先日あるデパートにいたら、火がついたような子供の泣き声が聞こえました。振り返ると、3人家族のお母さんが、カートの上で泣きじゃくっている子供を殴っていました・・・何度も繰り返しグーの握り拳で。お父さんはお母さんの横で、ただ見ていました。・・・その子の気持ちになったら、お母さんに殴られた気分が悲しくて悲しくて、その後涙がとまりませんでした。・・・私は子供の気持ちがわかる優しい人です。全国のお母さん、虐待は止めましょう--な~んて言いたいのではありません。私は、お母さんに、もっと楽になってほしい。

きっと子供が泣くのは、周囲の人はそんなに気にしないと思います。子供は泣くものなので、うるさい、とか、恥ずかしい、とか思わなくていいと思います。それから、きっとお母さんはストレスがたくさん溜まっているのでしょう。たまに殴ってしまっても、まあ、仕方ないでしょう。平然と見ているお父さんだっておかしいし、テレビでは格闘技でバンバン人を殴ってるし、「殴る」という非日常なことが、日常にありすぎです。そんな世の中が悪い。だからお母さんは決して悪くない。

みなさんお母さんを責めないで下さいね。お母さんも、自分を責めないで下さい。虐待をするママは虐待された子供だったことが多いそうです。虐待は殴る蹴る、だけのことではなく、「(自分の)子供に○○になってほしい」「こうあってもらいたい」と思うこと自体それだけで、所有物とみなした子供へ、親の欲望を強要しようとする精神的虐待なのだそうです。・・・だとすると、私も相当な虐待を親から受けていました。でもね、私はそんな親をとっくに許してるんです。私は親の期待に100%応えられる立派な子ではなかったけれど、親も私を満足させる立派な親ではなかった。でもそれがほどほどにいい親子で、自然なことです。・・・こうやって親を許せる人が増えれば、自然に虐待をする人がへって、虐待はなくなると思います。

だから、みんなで、「虐待はダメ!」と言ってないで、「虐待をゆるしてあげよう」「(自分の)親を許してあげよう」と思えばいいんじゃないかな