私が最初のプロデュースしたドキュメンタリー映画「SHE MEETS AMMA」についてお話します。長いこと、この作品の公開を待って頂いていた方も多いと思います。しばらく沈黙していてごめんなさい。大事な問題があって、とても悩んで、ずっと深く真剣に考えていました。その結論。いまの時点ではこの映画は残念ながら皆さんにお見せすることは出来ません。先だってのブログに書きましたが、監督とスタッフの皆さんは、物凄くすばらしいドキュメントに仕上げてくださいました。HAAの第一弾として、アーティスト集団が制作してつくった映画として最高の出来だと思います。客観的にもそう判断したので、私は自分が尊敬しているロバートレッドフォードの主催する映画祭サンダンスのドキュメント部門に自分でエントリーしました。審査をパスする自信があったからです。
ところが、出演者全員の承諾を頂く過程のうちに、そのなかの重要なお一人が、どうしても2カット、ほんの数秒ですが、これを削除してほしいと申し出られました。それはきっと監督の意思には反するような気がしましたが、やはり監督は作品の主張の上で大事な意味のある部分なので、削除したくないとおっしゃいました。そういいきれる監督のもの創りの姿勢は、やはり尊敬していた方にふさわしい意見です。が、出演者の方の理由も解かるので両者の間にいるめぐは、映像上でふたりの意見をなんとか中和させるために考え得る限りのことをして手を尽くしてきました。この映画をみたい人にお見せしたい、その一心で。しかし、そのためには誰かが折れなければならず、誰かの意思を曲げなければならない‥。それは私がHAAを立ち上げた動機に反するので、絶対に出来ません。
私だけじゃなくて、出演者全員が出られてHAPPYと思ってもらいたい。そしてまたスタッフの方々全員も。そしたらお客様にHAPPYが伝わるはず。それこそがHEALING映画。
Rレッドフォードが言っていた「すべての映画人が、自由に発言できるために」開催されたこの映画祭に参加できないのは、ちょっぴり残念ですが、また自信のもてる作品をつくります!
これに関わってくださったすべての方に、深く感謝して、この場でお礼を申し上げます。本当に、本当にありがとうございました。