3つ、、、3つだけでいい | RYOのBASS RE-Challenge

3つ、、、3つだけでいい

今日、小学高学年に入る息子の学校から電話があった。

どうやら、学校でコソコソあめ玉食べていたらしく、先生が高学年に入る生徒としてなげかわしい、と。

確かに。
なげかわしい。


私の最初の感想。
ちゃんと隠れて食べろよ(笑)
次の感想。
寂しくなってきたな。

悪いことは多少なりとも私もあった。どちらかと言えば武闘派。バット持って殴り込み。逆の殴られ込み。

顔はアザで、鼻血ブーは茶飯事だった。


私が息子に教えたいことは、こいつが生まれてから何もかわらない。

幼稚園で習ったことが生きる上での全てだと思ってる。

お友達と仲良くね、人が嫌がることはやめようよ、自分のことを大事にしなきゃ。

年齢を重ねるごとに、その言葉は多少変化するが、意味は変わらない。


悪いことしようが、息子は友達を裏切らなかった。友達が無くした大切なものを暗くなるまで探した。秘密を守った。

そんなことがあるたび、褒めてきた。
逆にそんなことを忘れようとした時、激怒してきた。

人は勉強ができるから幸せになれるんじゃない。スポーツができるからかっこいいわけでもない。どっちもだめだからお先真っ暗なんてこともない。


大切な人の味方になってやれること、大切な人に時々甘えること。そんな友達や彼女がいるということが一番大切。

今、机の上で学校から指示された反省文を書かされてる。勿論書いているわけではなく、書かされてるわけだ。別にそこらへんはどーでもいいことだけど。

明日会う、いつもの仲間と先生に怒られたことを笑い飛ばしてやればいい。
ただし、コソッとな(笑)


寂しいのは、かつて私が親から離れたいと思ったり、大人に反感を持ったりしたような、いわゆる親離れが近いなと感じたこと。

今でもベッドの上ではくっついてくる。いちいち足を絡ませてくる。背中をゴシゴシやるとすぐ寝る。

コソコソが増えてきたなーと。


もうすぐ離れていく。

でも3つの、たった3つだけは死ぬまで忘れないでほしい。
そして、伝え続けてほしい。

とりあえず、タバコ、酒、ケンカ、なんでもしたらいい。
でも友と女と弱い者、そして自分を守ってやれ。


私もかつて後悔したことがあるな~。
バカだったからな〜。