こんにちは
毎日忙しくてモヤモヤがたまってます………
ヒマな方、聞いてください………
私、予備校の講師(英語)をしております。
昨年度から、中学校に出前授業してくれないかという依頼で空いた時間に中学校にも行っております(週1だけ)。
そこには私を含め、10人以上の講師たちがあちこちから呼ばれて集まってるんですが、皆さんがどのようなバックグラウンドなのか私は知りません。
昨日のこと、授業後の講師控室でとある先生が
「私は本来数学なんですよ!」と言い出しました。(本部からまとめ役で来ている最高齢の男性講師。既に定年後かな?くらいのお年。)
「ええっ!?」
とビックリする私に
「英語なんてね、この事業に呼ばれて昨年度から教え始めただけなんですよ。ハーッハッハ」
すると目の前に座っていたもう一人の講師(男性)も、
「あ、それを言うなら私も本業は社会です~ハッハ!私も昨年度からここでだけ英語教えてるんですよ~」
と言い出し………。
お二人の話し方が、文字にすると伝わりにくいですが要するに「自慢話。」
本業が他にあるにも関わらず、急に呼ばれてできてしまう自分〜、みたいな。わかりますかね………
でも、私がビックリしたのは「すごぉい」という意味ではないんですよ……
「それ、授業の質すごく低くないですか!?
」という意味です……。
スポーツでも何でも同じだと思いますが、「自分ができる」と「人に教えることができる」は別物です。
「自分の知ってることを人に伝える」だけなら、専門外でも、学生のアルバイトでも、なんなら年上の先輩や自分より上手な友達にでもできると思います。塾業界、複数教科を教える先生って時々見聞きしますよね。
でも、専門の教科を教えるプロと、複数教科兼任する者とではもう質が断然違います。
私自身の恩師の方達(高校、塾、職場)を思い出しても、複数教科兼任なんて方はいません。皆それぞれの教科に関わる分野の大学院まで出たような方ばかりです。
先に挙げた、本業は別にあるけどここでだけ英語教えてるんですよ~って発言されてた講師たち、本業の方がきちんと深ければ、自分が英語を一人前に教えることができるなんてあり得ない!と思うはずですし、本業の方達の専門性へのリスペクトも当然のように持っているはずです。
それなのに、「私は英語は急に呼ばれて急遽教えてるだけなんですよ~!ハッハッハー」なんて発言を自慢話としてするというのは、
本業の教科のレベルも推して知るべし………
と思ってしまいました。
ただ、そういった塾や講師は、その分安い
、ってメリットはありますけどね!