こんにちは
久しぶりの、お昼間投稿です。
大学受験は共通テストが終わり、私立本番シーズンが始まりました!
年末あたりから、受験生はもとよりこちらも脳ミソが(お肌も)パッサパサになりそうな日々がずーーーっと続いていましたが、
私立組の授業が終わり、ようやく生活に少しゆとりが見えてきた状況です
保護者の立場からだと、塾や個別指導の値段ってとても気になるところだと思います。
「これだけ払うということは、この英語の授業一コマ○○円!一コマ●●分だから、10分✕✕円!?高あっか!!!ちょっと!!1分でも無駄にしないで授業受けて(教えて)よね!!」
って。
単純計算するとそうなるんですが、実際は、我々講師は1つの授業に倍ほどの時間をかけて準備しています。扱う教材を全て読んで解いておく、解説の進め方を準備しておく、だけでなく、今日の授業内容で生徒さんが躓くかも知れない箇所の例文、文法書の該当ページ、さらにその場で少し練習するのにピッタリな演習問題、宿題としておすすめしたほうがいい場合の教材とページなど………
これが個別指導になると、一人一人生徒さんへのオーダーメイドなのでさらに準備作業は細かくなりますし、前やった全く同じ材料を使い回すこともできません。(一人一人の個性に合わせて解説など授業を進めるため。)
で、それだけ準備しといて、要らなかったりもします
更に言わせていただけるなら、例えば私は大学受験の英語指導歴17年(18年?)なんですが、それだけの経験値というものも、授業料の中にカウントしていただきたいところです。生徒さんと授業していて分かる、その子の思考のクセや躓き方や今後どうすればいいのかなど、経験があるからこそのものも大いにあるんです!
受験生の皆さんの本気の頑張りを引っ張るには、こちらも本気の労力が要りますよね!
ただ、講師も(たとえ有名大手であっても)本当にピンキリです(私も自分がキリにならないよう必死です)。講師控室で作業中とか、授業中生徒さんが演習問題を解くのを待つ間などに、隣で授業している声が聞こえてきて、それが英語で、講師の方が「えっ!!!
」っていうこと仰っていたり、生徒さんから「そんな講師世の中にいるの!?」って疑いたくなるような話を聞いたり。
逆に、英語の授業で参考にしたい!と思う教え方をされている先生や、英語ではないけど聞こえてきた授業が面白くて面白くて(教え方がとても上手だからつい引き込まれます)、質問や意見をしたくなったり、ああ、私も生徒だったら次の授業で続きも聞けるのに!!って思う先生もいらっしゃいます。そういう方は、深い知性と落ち着きがあって、授業で生徒に自分のことをひけらかすようなことはありません。
ちょっとどうなのかな………という講師に限って、自分の学歴の自慢、高校時代はやんちゃしていたとかの武勇伝話、「自分が受験生だった時は、こんなビックリ目からウロコな勉強法で一発逆転できた」、「これこれの勉強はしなくても受かる」、などの発言が多いです
来年度受験生、という方の参考になれば
また、能力別の集団授業だと難しいですが、個別指導で生徒さんが講師に疑問がわいて集中できなくなってしまったら、迷わず交代してもらえばいいと思いますよ!