おはようございます
11月ですね!!
毎年おっそろしく忙しくなる月で、毎年「もっと上手くスケジュール組めなかったのかな……」と反省して、新年新しい手帳買ったときに11と12月のページに「もっとこうしろ!私!」みたいな注意書き書いてあります………
今年も1月の私が書いてくれている……。去年より上手く行くかな
さて。
今年みている生徒さんで、ちょうど同じくらいの英語の成績の二人がいます。志望校の偏差値も同じくらい。二人とも現役の女の子。そして二人とも基本真面目な頑張り屋さんです。
ところが。
ここにきてうっすら差が出始めています……。
そもそも二人とも現役生で、2学期に入って「間に合わないかも知れない」と心配になってきてようやく私と出会った状態です。
で、まずは文法の基礎固めなどを終わらせて、10月中旬から私が断然スパートをかけさせ始めました。共通テスト対策、私立過去問対策を見据えて今すべきことが山盛りなのです。
単語と文法は毎日反復して復習、1日1長文、それも解く→文構造を解析する→パラグラフ構造を分析する→そして音読まで。
その上私との授業の予習。
さらに、当たり前ですが現役生なので学校があります。学校の予習もあるでしょう。
そうするとですね、当然、時間が足りるかどうかの壁に当たることになります。
私が今後の進め方を説明し、
「学校もあると思うけど、出来そう?」
と確認したときの二人の反応は。(二人は別々に指導しています。お互い面識は一切ありません。)
Aさん「あ、はい。多分大丈夫です。」
私「単語は1日3回通ってね。朝、登校前にも勉強する時間ある?」
Aさん「はい。毎朝、朝勉の時間作ってます。通学時間も勉強できます。」
Bさん「うううう〜ん…………。やっ……てみないと……分かりません」
私「朝勉強する習慣はある?」
Bさん「えええ~!朝ですか~!?起きるの苦手ですー」
私「おうちの方にも起こしてもらうとか協力していただいたら…」
Bさん「いやあ………どうだろう……うち朝はみんな苦手で………」
私「通学時間はどう?」
Bさん「うち学校近いんで、通学時間に勉強とかはできないです………」
私「いつも何時頃起きてるの?」
Bさん「ううーん……、7時過ぎとか……。それでも学校間に合うんで。」
大学受験生が朝7時過ぎに起きる………!
その頃うちの子達はもう小学校に出発してるし!
ここに来て見えてくる二人の差とは、時間の使い方の習慣です。
自分の現在の学力に対して無理ない志望校でいい、という場合は別です。
でも今の自分をより前進させて届くところまで手を伸ばしたいと思うなら、それ相応の努力が必要で、自分の限界を超えるための努力って、そんな生半可なものではないです。1日は24時間しかなくて、自分の体力にも限界はある。限られたものを如何に最大限使うか。そのための工夫が必要になります。
このときになって初めて、ギリギリまで時間を捻出するということをやってみなければならない子と、既にそのような経験があって習慣化されている子の差は大きいです。
さらにこういう場合、自分の体力的限界も分かっていてバランスを取るということもできないといけません。
中学受験だけでなく、他の何かでも、自分の限界を超えようと一生懸命努力した経験があると、大学受験でとても大きな糧になります
ただ、中学受験しただけでそうなるわけではありません。中学受験では親が頑張ってくれて本人はされるがまま流されてただけ………というケースがあるからです。こういう生徒さんは、大学受験でも誰かが流してくれるの待ちでボーっとしています
要は、限界突破のための努力の経験値です
(叫べ☆へのへのかっぱ〜 by氷川きよし)