おはようございますやしの木


台風、大丈夫でしたか?


まだしばらく不安定なお天気……。でもその分、気温が少し優しいのはありがたいですねニコニコ




うちの小学校では、先週の「小学生誘拐予告メール」のため今日まで一斉下校となっています。(といっても、集団下校と違い、同じ方角ごとに下校時刻の同じ学年が一斉に学校をスタートするだけ。)




いかのおすし」って、皆さんの地域でもありますか~?

私の時代は無かったけど。


えーと、たしか


いかない

らない

おきなこえをだす

ぐにげる

らせる


だったかな……。





「知らない人にはついていったらダメ」の、『知らない人』ってどんな人のことか、子供にとって判断するのは難しいってよく聞きますよね。


・最近よく通学路で見かける人

・いつもの公園で遊んでいるとき、いつもベンチに座ってこちらを眺めている人

・よく行くお店の店員さん

・「お父さん(お母さんなど)の知り合いだよ」って言ってくる人

・全く仲良くしていないけど、誰々の保護者


など上差しは、子供の中では「知ってる人」の範疇だったりするそうです。




なので、我が家では逆に、「ついて行っていい人(車に乗せてあげるよと言われて乗っていい人)」をはっきり決めています!


親同士も挨拶済みで仲良くしている人(子供達には誰と誰!と名前もはっきり伝えてあります)とお向いさん(いつもお世話になってる方達です)だけ!!




また、最近の誘拐って誘い方が上手い、とも聞きますよね。


「急に具合が悪く(お腹・脚・腕が痛く)なってしまって……あそこに車を止めてるから、そこまで手を貸してもらえないだろうか」


「ペットが逃げてしまって困っている、一緒に探してほしい」


「こちらの狭いところに物を落としてしまった(風で飛ばされて隙間に入ってしまった)。大人では狭いので取ってもらえないだろうか」


「道を教えてほしい(言葉ではわかりにくいので、あの曲がり角まででいいから連れて行ってほしい)」




などなど……。


こういうのも、「こんな手口もあるかもよ!」など子供達とたくさんシュミレーションしています。



そして大事なのが、不審者は必ずしもアニメやパンフレットにあるような「悪いおじさん風」だとは限らない!ということです。



キレイなオネイサン風とか、幼稚園の先生みたいな優しそうでかわいい若いお姉さんとか、全然力なんか無さそうなおじいさん、おばあさんなど……。



これらの人から上のような言葉で頼み事をされたら、フツーに親切にしてしまいそうです。



先日の誘拐予告メールの話が教室であったとき、長男(5年生)のクラスの男子が、


「そういうヤツが近づいて来たら、俺ならすぐこの○○で闘ってぶん殴る爆笑グッ

「そんなら俺は☓☓でやっつけるねーニヤリ筋肉


などと盛り上がっていたそうなんですが、その子達のセリフからして、不審者は「アヤシイおじさん風」というイメージしかない気がしました。


一見悪くなさそうな人でも、見た目によらず本気出したら怖い人かも知れないし、うっかりついて行った先で黒幕が待機しているかも知れないよ、と教えておくの、大事です!






私自身、小学生・中学生の頃に不審者の被害に合っています(いずれも大事には至っていません)。


けれども一方で、知らない人に道を聞かれたり、突然具合が悪くなった人がいて大丈夫ですか!?と助けたり、という場面も結構あるんです。




不審者も本当に困って声をかけてくる人も、どちらもいると知っているので、


子供達がこれを見極めるなんて難しいだろうな~……と思います。

そして見た目がフツーに良い人そうで本当に困ってそうだと思ったら、断りにくい! ということになりそうです。



なので、我が家では


・その場を一歩も動かず出来ること(誰かが倒れて起こしてあげるとか、その場だけで道を教えるとか)


・周りにすぐ手伝いをお願いできること(本当に誰かがケガとか倒れていて、見守り隊の人や近くのコンビニ等に大人を呼びに行くなど)


だけならやってもいい。

それ以外は、あるいはもう迷ったら、



不審者注意のために学校で決められていて、まず真っ直ぐ家に帰り着かないといけない。でもすぐにお母さんを連れて戻ってくるので、待っててください!」


と言って、相手が「でも…」とかなんとか言ってきたら「大丈夫です!すぐ!!お母さんと戻って来るから!!じゃ!!」と言って走る!!ということにしています。




皆さんもお子さんが帰って来たら、いろいろとお話してみてくださいね~ニコニコ