こんばんは
7月10日に参議院議員選挙があるということで、葉書が送られて来ました。
そんなわけで、今日の長男の自学は
「選挙について」
にしました。
教科書はコチラ
「自由自在 社会」の高学年。
・日本の政治は三権分立であること、
・それぞれの役割、
・そのうちの「立法」を担う国会は衆議院と参議院から成ること、
・今回はその参議院の選挙
・衆議院議員と参議院議員の人数と任期
・選挙権の移り変わり
を簡単にバーーーっと解説しました。
そして、一番大切なのが
「選挙によって国民一人一人が国を動かしていること。その権利があるけど、代表者を選んだ(あるいは投票すらしなかった)という責任も全員にあるということ」
「だから、しっかり勉強して代表者を賢く選べる大人にならないといけない」
ということを、コチラはいろんな例を挙げてできるだけ具体的に説明しました。
その意味では、一番カッコ悪いのが
「政治には興味がない」「どうせ偉い人たちが勝手に決めるんだから、誰を選んでも変わらない」「だから選挙行かない」
と言いながら、
税金が上がったり何かの助成金や対応が自分の都合よくいかないとき
「行政のやり方がなってない」「自分がうまくいってないのは不景気のせいだ、政府のせいだ」と文句を言うこと。
そんなことを力説していたら、なんと長男、
「僕の担任の先生(30代前半の男性)さあ〜、
『僕は政治に興味ない』
って言ってたよ」って………。
この「若者の投票率の低さ」が社会問題になっている昨今なのに、公立小学校の教諭が生徒たちに「オレは興味ないわ〜、アハハ」とか言うってどうかと思う………。
ちなみにこの先生、クラスの勉強苦手な子達に向かって
「僕も勉強大嫌いなんだよね〜」
と言ったこともあるそうです。
私もかつて高校教諭だったし、今も教える仕事をしていますが、
勉強できない、好きじゃない子達に向かって「先生も勉強キライだよ、あなたの気持ち分かるよ」と言ってあげる心理も分かります。共感することで何かしらの効果もあるかもしれません。
でも、私は
「先生は勉強大好きだよ!昨日知らなかったことを知るって面白いよー!
昨日できなかったことができるようになっていくって、すごく楽しいよ!
それがわかるところまで一緒にやってみよう。まずこれからやってみようか!」
という声掛けのできる先生でありたいとずっと思っています。
参議院議員選挙、公示されてうちに公約とかの新聞来たら、また長男の自学で一緒に考えてみることにしてます