皆さん、こんにちは〜流れ星


さて、昨日の記事の続きです↓


勉強する意味 


注 ここから長いし、真面目です。すみません。


受験する方もしない方も、お子さんに「どうして勉強しないといけないのか」と聞かれたら、なんてお話されますか?

親として、誰もが一度は子供に話す場面があるのではないかと思います。

まず、2択あります。
勉強はしよう
と、
勉強はしなくてもいい
です。

後者の場合、このテーマで悩むこともないでしょうから、今回は前者の場合を前提としてお話します。


上の子の先取り学習を始めるにあたって、私は「なぜするのか」をよくよく話しました。
まず、「どうして勉強しないといけないのか」の答えは

人それぞれあって、自分で考えないといけない

ということです!
「で、ママはこういう風に思うから、オススメする。自分の答えはそうじゃない!!とはっきり思うようになったらぜひ話し合おう。それまで、イヤじゃなければ一緒に頑張ってみないかな?」
という趣旨です。で、「自分も(今のところ)ママの意見に賛成だ」ということになりました。
(家庭学習で先取り学習することを決めた経緯は、また別の機会に詳しく聞いてくださいねキラキラ)


それなら私がどんな意見なのかといいますとですね……

・知識と教養があるほうが、人生を豊かに過ごすことができる

・社会的地位や年収は、知識や教養に比例することの方が圧倒的に多い

主にこういう点です。

でも長くなるので、今日は一つ目に絞ります。

まず「豊かに」って何をもって豊かと言うかの定義なんかも掘り下げないといけないですが、話が長くならないように浅めに書きますあせる

私がここで言う豊かにとは、日々暮らす中で、どのくらい広く、深く物事を捉えながら生きることができるかが、知識、教養あるのとないのとではかなり変わるよ、ということです。
テレビやネットを見ていても、どこかにお出かけしても、知らなければ気づかす流してしまうような事柄を、知っていれば感じ取ったり、そこから興味の幅が広がったりします。

また、物事の本質を捉える力の大切さはよく耳にしますが、知識と教養がなければ、力はあっても捉えようがないのです。

先日ひょんなことから、上の子が「沖縄はもともと琉球王国という別の国だったのを、薩摩に侵略されて後に、日本の領土になった」、と知りました。そしたら息子は衝撃だったらしく、「なんてひどいことを!!なんで今でもそのままなのか!元に戻してあげればいいんだ!!」と単純に憤りました。
そこで、琉球王国から現在までの歴史、沖縄と中国の関係の歴史、戦後の沖縄と現在の米軍基地問題など(浅くですが)勉強させ、「世の中を考えるためには、どんな事柄をどれほど知っていないといけないか」を考えさせました。

コロナ禍になって特に感じるんですが、自分の周辺事情だけで物事を考えて、「行政がなってない」と憤るの、すごくよく見聞きします。
また、社会全体で協力しないと成果がでない問題を、自分の都合で「まあちょっとくらいいいよ。そんなのやってらんないよ。だって私にはこんな都合があるんだから!」と軽視している場面にもよく出会います。

学校(小、中、高どれでも)の教科で習うことを、「そんなもの社会に出たら必要ない」「大事なことは学校の教科書には載ってない」などという表現だってよくありますし、なんかカッコイイし、日頃のうっぷんが晴れる気がする感じですが、

決して決して、そんなことはないんです。

国語の読解力とは、文章を読む時だけのものではなく、状況を読み解く力ですし、数学の難しい問題に取り組むのだって、直接必要ない者にとっても論理的思考能力の鍛錬です。理科の原理を学ぶことは、庭の手入れや、季節ごとの賢い暮し方、家電の扱い方や、料理なんかに本当は直結していて、ちゃんと知っている人はちゃんと活かして暮らしています(←理科系で大学院を出た知り合い達のことです。話を聞くとほんと勉強になります)。




上の子に話したのは、もっと噛み砕いて簡単にしたものでしたが、まあ、こういう感じです。

話、なっが!!驚き驚き

疲れましたよね、読んでくださってありがとうございました。

まだ二つ目、残ってますけどね驚き驚き
とりあえず、では〜