非歯原性歯痛の話⑮の続き↓
漢方薬を服用し始めて１ヶ月がたちました。
ペインクリニックでは５回目の処方がありました。
先日，ペインクリニックの先生のzoom講演を拝見していたので，自分の体質を先生に伝えることにしました。
（漢方は体質，性格によっても効果が出るもの）
自覚している体質や性格↓
神経質，心配性，手足の冷え，乗り物酔いしやすい，
目が疲れると頭痛，婦人系の不調はない,
運動はほとんどやっていない，体力がない
【現在の症状】
始めから痛かった右上６．７番
→硬いものがだいぶ食べられるようになった。
（以前は噛むとズキッとしていてなかなか自由に食べられなかった。）
右顔 鼻の付け根，顎上辺り
→痛みがあまり気にならなくなってきた。
痛い時はお風呂であったまると緩和する感じがある。
疲れると痛みが増す？
１．２ヶ月前から急に痛くなった左上６番
→時々ズンズンする。特に熱いものを食べた時に悪化する。
（冷たいものはほとんど関係しない）
こういう感じはあるものの，漢方薬を服用する前は
日々痛く，食べることも不便であり，ロキソニンやカロナールを飲みたいくらいの痛みだったのにそれが随分なくなってきていました。
痛みレベル５以上が痛み止めを飲みたい苦痛な感じ，とすると痛みレベル１～３くらいになっていたと思います。
５.６回目の処方はコレ↓
１種類追加になりました。
・治打撲一方（今までと同じ）うちみ，ねんざの痛み，炎症を抑える
・桂枝加葛根湯（前回と同じ）血行を良くする，抵抗力を高める，コリや痛みを抑える
・抑肝散（前回と同じ）血行を高める，気分をしずめる
・加工ブシ末（前回と同じ）余分な水分をとる，手足を温め冷え，炎症，痛みをとる
・補中益気湯（初）夏痩せ，病後，風邪等，消化機能が衰え，倦怠感があるなどの虚弱体質者に用いる。
漢方薬はもともとこんな形で処方されるのですが↓
この頃から５種類すべてを１包にまとめて処方されることもありました。
（湿気がくることがあるそうでそれは冷蔵庫保存でした）
７．８回目の処方はコレ↓（漢方を服用し始めて２ヶ月経過）
２種類変更になりました。
・治打撲一方（今までと同じ）うちみ，ねんざの痛み，炎症を抑える
・葛根加朮附湯（再）血行を高め，コリや痛み，炎症を抑える
・加味逍遙散（再）神経症，更年期，自律神経，手足の冷え，のぼせ，頭痛，肩こり、不眠，倦怠感を改善する
・加工ブシ末（前回と同じ）余分な水分をとる，手足を温め冷え，炎症，痛みをとる
●とにかく首に負担がかからないように
●枕だけで改善した人もいるので，枕は重要
痛みはだいぶ減ってきていて，服用するのがめんどくさかったりしてサボることもあったのですが，（サボってもいいくらいに痛みが少なかった）サボると調子が悪くなったりしていたので，やはり効いているのだなと思いました。
（最初に痛みが始まってから１０ヶ月ほど経過）
あと，体力がなく，ずっと前から運動したいと思っていたので人生初のジム通いをすることにしました！
あと非歯原性歯痛，非定型歯痛の疑いがある方へ・・・
私の経験，考えではありますがお伝えしたいことを記します。
治療すればするほど悪化するので治療はストップしたほうがいい！それ以上それ以上いじらないで！
痛くて歯を抜きたくなりますが，抜歯しないで！
原因が歯になさそうなら抜髄しないで！
痛みが出ても数日様子をみて！
（虫歯だったら寝られないくらいの痛みになっていくし，レントゲン等で明らかに所見があるはず）
治療方法に悩んだら・・・自分の勘は結構当たっていることがあります！それを信じてみてもいいと思います。
中年以降の女性に多い疾患のようです。
痛みのことだけに集中しないよう，別のことに気を向けましょう。非歯原性歯痛は痛みを忘れさせていく治療とのことです。（私は仕事や別のことをしている間は痛みを忘れていました。）
個人差，ケースバイケースもあるでしょうし，一概には言えないと思っていますが，私は虫歯が見当たらなかった歯だったのにもかかわらず６回も根管治療して悪化させたと思っています。でも虫歯がなくても知覚過敏や神経の過敏で抜髄することもあるみたいなので難しい判断だと思うのですけどね。
どうか少しでも皆さんのお役にたてますように
枕、大切です。私も色々買いました。
参考にどうぞ↓
歯が痛い時に歯に優しい食べ物↓
私も一時は辛かったです😢
痩せないようにしっかり食べていきましょう🥲
非歯原性歯痛の話⑰に続く・・・