さて、Netflixでドラマ化されるなど話題の中国SF「三体」三部作。原作も世界中でシリーズ累計2900万部と売れに売れているということですが、今年になって日本でハヤカワミステリ文庫化。
まず「三体」に手を出し「おもろいやん」。地球外生物と人類の初アプローチものですが、設定が新鮮。直接のコンタクトはなくとも4光年の距離を隔てて早くも始まった攻防戦。400年後に攻めてくるはるかに優れた文明を相手にどないしよ、という話だけど、この1作目はまあ、それぞれの星でがちゃがちゃとして一定の終わりを見せるのだけれど・・・
さて4月に発刊された「三体Ⅱ 黒暗森林」(上下)。2分冊となりボリュームが増えたうえ段違いにエンタメ要素が強くなっていて、人類もいよいよ宇宙に飛び出してさらに時間も超越してとスケールが巨大なストーリーに。
上下合わせて950ページほどになりますが、写真で押さえている下巻最後のここらあたりから怒涛の展開!
そして「え、あれ伏線だったの!!??」と思わぬ伏線回収が待っておりましたw